「世羅…」
哲多の咎める声が玄関先で響く。哲多は三良坂が言いかけることを制止しようとしているのが日生にもすぐ伝わってきた。
聞きたいことを答えてはくれなさそうな態度だ。
だが日生は、「何が聞きたいんだ?」と逆に問い掛けてくれた三良坂に向き合ってしまう。
「僕の戸籍が本当になかったのかどうなのか…。この前、戸籍をとったら、一応父親の名前だけあって、誕生日もきちんと表記されていたんです。でも、本当の父親なのかも分からない。両親のことも…、和紀くんは、僕にもお母さんはいたけれど、『もういない』って言ってたから、本当なのかな、って…」
「和紀君がそう言ったのなら、それでいいじゃないか」
「でも…」
言い淀む日生に、やっぱり結局は告げる気がない態度でバッサリと終了されてしまう。
戸籍にない『母親』を、どうやって探したのだろう…。
視線を足元に落としながら、玄関扉を開けて外に出ていく気にはなれなかった。
双方でため息を吐きだし、しばらくの沈黙が流れた後、三良坂は「上がってこいよ」と日生を促して背中を向けた。
「世羅っ」
奥へと消えていく三良坂に向かって哲多が怒鳴り声を上げたが、あちらも聞く耳は持っていないようだった。
「美星、茶、淹れてくれ」
三良坂は一度、応接室となったリビングに入ったが、すぐに出てくると、廊下から自分の事務室扱いになっている個室に入ってしまった。
体が大きい割に素早く動く姿を呆然と眺めるだけの日生と哲多は、同時に顔を見合わせてしまう。
この家は、昔住んでいたとはいえ、かなり改築されている。廊下の片側にある続きの狭い二間は中の壁が取り壊され、事務員が勤務する事務所に変わり、残りの部屋をそれぞれの個室としていた。
今はすでに事務員も帰ってしまっているので、住人の三良坂と哲多しかいない。
自分たちが『主寝室』として使われた部屋が、彼らのプライベートルームになっているようだが、13畳ほどの部屋を仮に仕切っていたなら、それはそれで狭いのではないか、と過ったこともある。
部屋の全体が仕事関連に埋め尽くされては、仕方がないことなのかもしれないが…。
「あ…あの、…怒らせちゃったんでしょうか…」
自分で聞いておきながら不安になった日生がおずおずと哲多を伺い見ると、「そんなことはないだろうけれど」と肩をすくめるように笑って、哲多も動き出した。
顎先でクイッと方向を示されて、正面のリビングに向かう。
「お邪魔します…」
日生も靴を脱いで、哲多の後に従った。
和紀が飛び込むようにしてやってきたのはすぐのことだった。
たぶん、個室に入った三良坂が連絡をしたのだろう。隣から移動してくるだけなのだから、時間がかかることもない。
こんな時に、便利なのか不都合なのかと思ってしまう。
革張りの座り心地の良い大きなソファに座って紅茶を啜っていた時で、和紀の顔は少々強張っているように見えた。
正面に座っていた三良坂が「おぉ、来たか」と鷹揚に構えて和紀を見上げる。
「ひな?」
和紀は三良坂にたいした挨拶もせず、まっすぐに日生の隣に座り込んできた。
先に家に帰っていた和紀はすでに軽装に着替え終わっていた。
一言報告するだけだから、と日生が立ち寄っただけで、まさか三良坂から連絡が来るとは露ほども思っていなかったはずだ。
手を伸ばしてきては日生の髪をひと撫でする。
座った和紀とは対照的に哲多が立ち上がり、完全に仕切られたダイニングキッチンへと向かおうとする背後で、三良坂が煙草を取り出したのを「禁煙っ!」と強い口調で制していた。
途端に三良坂は口を尖らせる。
「いーじゃねーかよ…。客らしい客でもないんだから…」
「そーいう問題じゃないっ」
「世羅さん、ひなの出生について…って?」
ふたりのやりとりなどどうでもいい和紀は、矢継ぎ早に話を進める。
電話で具体的な内容など聞かされていないのは一目瞭然だった。顔を見て直接話をしたほうが早いのは当然のことでもあるだろう。
「日生君が戸籍を取ってきた、と言って、和紀君だけではなく、こちらからも説明してほしいそうだ。さて、俺は何を話したらいい?」
和紀がどこまで話したのか、具体的なことが分からないだけに三良坂は口を閉じたのだろう。
『和紀君がそう言ったのなら、それでいいじゃないか』…。先程の言葉が頭に甦る。
和紀を疑わずに信じれば良いだけのこと。
日生も充分理解しているつもりでも、一度燻ってしまった過去は、なかなか綺麗に納得できずにいた部分があった。
それが三良坂に聞いてみたい衝動になってしまった。
『何を話したらいい?』と逆に尋ねた三良坂に、日生はそんなにいくつも隠されたものがあるのかと三良坂に視線を投げてしまう。それとも、彼も本当に知らないのだろうか。
「ひな?」
和紀はまた日生を見下ろしてくる。
その眼差しは、何が疑問なのかと問うているものでもあった。
半ば脅えを含ませながら、日生は和紀に向かって口を開く。
「ぼ、僕、見たことがなかったから、どんなものなのかって知りたくて、役所に行って来たんだ…」
最初はただの好奇心だった。自分の存在がどのように表記されているかの…。
移籍が決定した頃の日生は、和紀と周防に全てを任せて信じ切っていた。
「手続きを済ませた」と言われて、確かチラッとだけ見た記憶があるが、じっくり見るほど興味がなかったのが本当のところだった。
『三隅日生』とあったことだけ記憶しており、それを素直に喜んでいた。
同じ用紙だったのか、それすら覚えていない。
渡された戸籍謄本を見るまで、父親の名前すら知らなかったと言っていい。その父親すら『養父』だった。母親の記載は何一つなかったが、他の項目は全て埋まっており、最初から存在していたかのような記述に疑惑が過ったのは言うまでもない。
「ひな…」
和紀は人目も憚らず、日生を胸の中に抱きこんで宥めるように髪と背中を撫でた。
不安にさせた原因の一端が自分にあるのを認め、また後悔しているようにも感じられた。
目の前のふたりは、和紀が口を開くまで、静観するようだ。
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ポチっとしていただけると嬉しいです(〃▽〃)
詳しく調べていないので、誤解を招く記述があるかもしれません。
どうか現実の法律と照らし合わせずに、空想上のものとして読み進めていただけると嬉しいです。
『もみじの彩り』に写真を貼り付けてきました。興味のある方は覗いてみてください。
哲多の咎める声が玄関先で響く。哲多は三良坂が言いかけることを制止しようとしているのが日生にもすぐ伝わってきた。
聞きたいことを答えてはくれなさそうな態度だ。
だが日生は、「何が聞きたいんだ?」と逆に問い掛けてくれた三良坂に向き合ってしまう。
「僕の戸籍が本当になかったのかどうなのか…。この前、戸籍をとったら、一応父親の名前だけあって、誕生日もきちんと表記されていたんです。でも、本当の父親なのかも分からない。両親のことも…、和紀くんは、僕にもお母さんはいたけれど、『もういない』って言ってたから、本当なのかな、って…」
「和紀君がそう言ったのなら、それでいいじゃないか」
「でも…」
言い淀む日生に、やっぱり結局は告げる気がない態度でバッサリと終了されてしまう。
戸籍にない『母親』を、どうやって探したのだろう…。
視線を足元に落としながら、玄関扉を開けて外に出ていく気にはなれなかった。
双方でため息を吐きだし、しばらくの沈黙が流れた後、三良坂は「上がってこいよ」と日生を促して背中を向けた。
「世羅っ」
奥へと消えていく三良坂に向かって哲多が怒鳴り声を上げたが、あちらも聞く耳は持っていないようだった。
「美星、茶、淹れてくれ」
三良坂は一度、応接室となったリビングに入ったが、すぐに出てくると、廊下から自分の事務室扱いになっている個室に入ってしまった。
体が大きい割に素早く動く姿を呆然と眺めるだけの日生と哲多は、同時に顔を見合わせてしまう。
この家は、昔住んでいたとはいえ、かなり改築されている。廊下の片側にある続きの狭い二間は中の壁が取り壊され、事務員が勤務する事務所に変わり、残りの部屋をそれぞれの個室としていた。
今はすでに事務員も帰ってしまっているので、住人の三良坂と哲多しかいない。
自分たちが『主寝室』として使われた部屋が、彼らのプライベートルームになっているようだが、13畳ほどの部屋を仮に仕切っていたなら、それはそれで狭いのではないか、と過ったこともある。
部屋の全体が仕事関連に埋め尽くされては、仕方がないことなのかもしれないが…。
「あ…あの、…怒らせちゃったんでしょうか…」
自分で聞いておきながら不安になった日生がおずおずと哲多を伺い見ると、「そんなことはないだろうけれど」と肩をすくめるように笑って、哲多も動き出した。
顎先でクイッと方向を示されて、正面のリビングに向かう。
「お邪魔します…」
日生も靴を脱いで、哲多の後に従った。
和紀が飛び込むようにしてやってきたのはすぐのことだった。
たぶん、個室に入った三良坂が連絡をしたのだろう。隣から移動してくるだけなのだから、時間がかかることもない。
こんな時に、便利なのか不都合なのかと思ってしまう。
革張りの座り心地の良い大きなソファに座って紅茶を啜っていた時で、和紀の顔は少々強張っているように見えた。
正面に座っていた三良坂が「おぉ、来たか」と鷹揚に構えて和紀を見上げる。
「ひな?」
和紀は三良坂にたいした挨拶もせず、まっすぐに日生の隣に座り込んできた。
先に家に帰っていた和紀はすでに軽装に着替え終わっていた。
一言報告するだけだから、と日生が立ち寄っただけで、まさか三良坂から連絡が来るとは露ほども思っていなかったはずだ。
手を伸ばしてきては日生の髪をひと撫でする。
座った和紀とは対照的に哲多が立ち上がり、完全に仕切られたダイニングキッチンへと向かおうとする背後で、三良坂が煙草を取り出したのを「禁煙っ!」と強い口調で制していた。
途端に三良坂は口を尖らせる。
「いーじゃねーかよ…。客らしい客でもないんだから…」
「そーいう問題じゃないっ」
「世羅さん、ひなの出生について…って?」
ふたりのやりとりなどどうでもいい和紀は、矢継ぎ早に話を進める。
電話で具体的な内容など聞かされていないのは一目瞭然だった。顔を見て直接話をしたほうが早いのは当然のことでもあるだろう。
「日生君が戸籍を取ってきた、と言って、和紀君だけではなく、こちらからも説明してほしいそうだ。さて、俺は何を話したらいい?」
和紀がどこまで話したのか、具体的なことが分からないだけに三良坂は口を閉じたのだろう。
『和紀君がそう言ったのなら、それでいいじゃないか』…。先程の言葉が頭に甦る。
和紀を疑わずに信じれば良いだけのこと。
日生も充分理解しているつもりでも、一度燻ってしまった過去は、なかなか綺麗に納得できずにいた部分があった。
それが三良坂に聞いてみたい衝動になってしまった。
『何を話したらいい?』と逆に尋ねた三良坂に、日生はそんなにいくつも隠されたものがあるのかと三良坂に視線を投げてしまう。それとも、彼も本当に知らないのだろうか。
「ひな?」
和紀はまた日生を見下ろしてくる。
その眼差しは、何が疑問なのかと問うているものでもあった。
半ば脅えを含ませながら、日生は和紀に向かって口を開く。
「ぼ、僕、見たことがなかったから、どんなものなのかって知りたくて、役所に行って来たんだ…」
最初はただの好奇心だった。自分の存在がどのように表記されているかの…。
移籍が決定した頃の日生は、和紀と周防に全てを任せて信じ切っていた。
「手続きを済ませた」と言われて、確かチラッとだけ見た記憶があるが、じっくり見るほど興味がなかったのが本当のところだった。
『三隅日生』とあったことだけ記憶しており、それを素直に喜んでいた。
同じ用紙だったのか、それすら覚えていない。
渡された戸籍謄本を見るまで、父親の名前すら知らなかったと言っていい。その父親すら『養父』だった。母親の記載は何一つなかったが、他の項目は全て埋まっており、最初から存在していたかのような記述に疑惑が過ったのは言うまでもない。
「ひな…」
和紀は人目も憚らず、日生を胸の中に抱きこんで宥めるように髪と背中を撫でた。
不安にさせた原因の一端が自分にあるのを認め、また後悔しているようにも感じられた。
目の前のふたりは、和紀が口を開くまで、静観するようだ。
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ポチっとしていただけると嬉しいです(〃▽〃)
詳しく調べていないので、誤解を招く記述があるかもしれません。
どうか現実の法律と照らし合わせずに、空想上のものとして読み進めていただけると嬉しいです。
『もみじの彩り』に写真を貼り付けてきました。興味のある方は覗いてみてください。
何も分からなかった幼い頃では もう無い 今
日生が知りたいなら 話すべきだと 思う!(`・ω・´)ゞビシッ!!
それで 思う事 悲しい事があっても 側には 和紀が居て 支え慰め寄り添ってくれるのだから♪(*´・ω-)b ネッ!
所で きえちん!
パクッと喰い付いた ちーさんの様に 私も 名づけられた脇役2人氏を ムシャムシャと食しております。
三良坂と哲多は 会社の顧問弁護士なのでしょ?
なので 私の脳内では 弁護士繋がりで 安住や望が チラチラと お顔を見せてくれているんだよねー
だから ちーさん、 このキャストで SS 書いて~(^人^)と、他力本願な私です(笑)
もちろん 一葉や ちーさんの愛しの佳史ドクター、私が 2番目に好きな佐貫も 特別出演可ですから♪
"φ(・ェ・o)~ア~ナッテ、コ~ナッテ、カキカキ♪p(^-^*)q ちーさん、がんばっ♪
日生が知りたいなら 話すべきだと 思う!(`・ω・´)ゞビシッ!!
それで 思う事 悲しい事があっても 側には 和紀が居て 支え慰め寄り添ってくれるのだから♪(*´・ω-)b ネッ!
所で きえちん!
パクッと喰い付いた ちーさんの様に 私も 名づけられた脇役2人氏を ムシャムシャと食しております。
三良坂と哲多は 会社の顧問弁護士なのでしょ?
なので 私の脳内では 弁護士繋がりで 安住や望が チラチラと お顔を見せてくれているんだよねー
だから ちーさん、 このキャストで SS 書いて~(^人^)と、他力本願な私です(笑)
もちろん 一葉や ちーさんの愛しの佳史ドクター、私が 2番目に好きな佐貫も 特別出演可ですから♪
"φ(・ェ・o)~ア~ナッテ、コ~ナッテ、カキカキ♪p(^-^*)q ちーさん、がんばっ♪
けいったんさま
こんにちは~。
> 何も分からなかった幼い頃では もう無い 今
> 日生が知りたいなら 話すべきだと 思う!(`・ω・´)ゞビシッ!!
> それで 思う事 悲しい事があっても 側には 和紀が居て 支え慰め寄り添ってくれるのだから♪(*´・ω-)b ネッ!
そう、小さい頃とはまた違うのです。
和紀も、単純に傷つくお年頃、と思っちゃいけませんね。
何かあったら、全身で包んで上げればいいのだから…。
> 所で きえちん!
> パクッと喰い付いた ちーさんの様に 私も 名づけられた脇役2人氏を ムシャムシャと食しております。
> 三良坂と哲多は 会社の顧問弁護士なのでしょ?
> なので 私の脳内では 弁護士繋がりで 安住や望が チラチラと お顔を見せてくれているんだよねー
>
> だから ちーさん、 このキャストで SS 書いて~(^人^)と、他力本願な私です(笑)
> もちろん 一葉や ちーさんの愛しの佳史ドクター、私が 2番目に好きな佐貫も 特別出演可ですから♪
> "φ(・ェ・o)~ア~ナッテ、コ~ナッテ、カキカキ♪p(^-^*)q ちーさん、がんばっ♪
(。・ω・。)ノぁぃ♪ 会社弁護士~。
そらぁ、もう、書いてほしいですよ~。
いつぞやの市谷君のように…。
弁護士会とかで語り合っているのかしら~(o´艸`o)
あ、高級ホテルでのパーティー、ええねぇ。
警備医院(←???)常駐はお決まり。
警備員って打ちたかったんだけれどなぁ…。
佐貫と佳史ももちろん影ながらご参加。
いーなーいーなー♪♪♪
楽しそうだなぁ♪♪♪
~~~
タキシードに身を固めた人たちがわんさかといるフロア。(ここは榛名パーティー会場かもしれません)
美星「なんだよ、この集まり…」
世羅「企業情報でも交換するんだろ」(←来たくなかったので投げやり)
美星「機密情報、バレないの?」
世羅「口の軽いヤツのお試し場? 話したら信用性は二度とないくらいに失う」
美星「場数慣れしてるよなぁ…」(←こっちも無理矢理引っ張られた)
世羅「信用で成り立っているんでね。親父が『"榛名"関連は絶対に断るな』ってうるさかった…」
親子共々司法界にいる人間は何かと重宝がられる。
話し相手がいないのは何かと辛い…と言って連れて来られた美星も、数分も立たずに一人ぼっちにされた。
世羅を囲む人間は想像以上に多いのだ。
~序章~????????(←つづき よろしくね~ 誰に言っているんだか分からないけれど)
コメントありがとうございました~。
こんにちは~。
> 何も分からなかった幼い頃では もう無い 今
> 日生が知りたいなら 話すべきだと 思う!(`・ω・´)ゞビシッ!!
> それで 思う事 悲しい事があっても 側には 和紀が居て 支え慰め寄り添ってくれるのだから♪(*´・ω-)b ネッ!
そう、小さい頃とはまた違うのです。
和紀も、単純に傷つくお年頃、と思っちゃいけませんね。
何かあったら、全身で包んで上げればいいのだから…。
> 所で きえちん!
> パクッと喰い付いた ちーさんの様に 私も 名づけられた脇役2人氏を ムシャムシャと食しております。
> 三良坂と哲多は 会社の顧問弁護士なのでしょ?
> なので 私の脳内では 弁護士繋がりで 安住や望が チラチラと お顔を見せてくれているんだよねー
>
> だから ちーさん、 このキャストで SS 書いて~(^人^)と、他力本願な私です(笑)
> もちろん 一葉や ちーさんの愛しの佳史ドクター、私が 2番目に好きな佐貫も 特別出演可ですから♪
> "φ(・ェ・o)~ア~ナッテ、コ~ナッテ、カキカキ♪p(^-^*)q ちーさん、がんばっ♪
(。・ω・。)ノぁぃ♪ 会社弁護士~。
そらぁ、もう、書いてほしいですよ~。
いつぞやの市谷君のように…。
弁護士会とかで語り合っているのかしら~(o´艸`o)
あ、高級ホテルでのパーティー、ええねぇ。
警備医院(←???)常駐はお決まり。
警備員って打ちたかったんだけれどなぁ…。
佐貫と佳史ももちろん影ながらご参加。
いーなーいーなー♪♪♪
楽しそうだなぁ♪♪♪
~~~
タキシードに身を固めた人たちがわんさかといるフロア。(ここは榛名パーティー会場かもしれません)
美星「なんだよ、この集まり…」
世羅「企業情報でも交換するんだろ」(←来たくなかったので投げやり)
美星「機密情報、バレないの?」
世羅「口の軽いヤツのお試し場? 話したら信用性は二度とないくらいに失う」
美星「場数慣れしてるよなぁ…」(←こっちも無理矢理引っ張られた)
世羅「信用で成り立っているんでね。親父が『"榛名"関連は絶対に断るな』ってうるさかった…」
親子共々司法界にいる人間は何かと重宝がられる。
話し相手がいないのは何かと辛い…と言って連れて来られた美星も、数分も立たずに一人ぼっちにされた。
世羅を囲む人間は想像以上に多いのだ。
~序章~????????(←つづき よろしくね~ 誰に言っているんだか分からないけれど)
コメントありがとうございました~。
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