R ? 15? 18? かすめてます。っていうくらいです。アヤシイところはたぶんありません。
初めてのことに、久志は驚きを隠せなかった。
具体的に『何を』と言葉にはしないが、那智がどこを触りたいと言ったのかなど簡単に判断できる。
那智本人から望まれれば拒む理由などあるわけがない。だが同時に不安も生まれた。
おそらく、初めて手にするであろう姿、形に嫌悪感を示さないだろうか。普通の生活を送っていれば、まず触れることはないものだろうし、実際に目にするものでもないはずだ。
おずおずとしながらも、久志の腹の上を這いまわる刺激は絶妙なタッチだ。あと少しという位置で動きを止めた那智に久志の抑制していた欲求が吹きあがろうとしていた。
「もちろん。那智の好きにしていいけど…。嫌なら無理しなくていいから」
戸惑う那智の手首を掴んで、自分のモノに触れさせる。久志にしてみれば、那智が自分の身体に興味を持ってくれたという事実だけでも充分なくらいだったのだ。
那智の両脇に肘をついた状態で、那智の両頬を撫で、髪を掬い上げ、額や瞼、頬などに唇を寄せた。
このまま、那智の手が少しも動かなくても良かった…。
那智は掴まされたままの位置で動きを止めていた。顔の上を久志が幾度もキスの雨を降らせていることに気を取られていたこともあった。
触れた瞬間、過去に一度だけ手の中に収めたことがあったことを思い出す。
初めて抱かれた夜だ。那智に対して性的な欲求があると態度で示された時。あの時は何がなんだか分からずに過ごしてしまった。触れたのだってほんの一瞬で、ただその大きさと硬さを感じただけだ。いや、それすら記憶していないくらい、衝撃的な夜だった。
改めて握りなおした久志自身が、その僅かな動きですら、ピクンと反応を見せた。自分の掌でも感じてくれたようで嬉しかったのだが、那智は大きな壁にぶち当たっていた。
とにかく、自分の息子にだってろくろく触れたことなどない。ただ握っていればいいというはずなどないのは承知の上だが、この後どう動かしていいのか、皆目分からないでいた。
久志が自分に与えてくれた刺激を思い出そうとするのだが、いつも快楽の波に溺れていたので、あまり良く覚えていないのが現状だった。
ぎこちない手つきではあるにしろ、熱を持った昂ぶりを掌で包んで長い茎を扱いてみる。
久志の大きな手では、那智のモノは一つかみくらいでくるまれてしまった気がするのに、今は充分なくらい手をスライドさせることができる。これは、自分の手が小さいからなんだろうか、それとも久志の分身が大きいからなんだろうか…。
恥ずかしいと思っていたはずなのに、那智の頭の中は自分でも驚くくらい冷静に物事を受け止めていた。
首筋や耳朶に唇を寄せる久志が那智の頭部を抱え込み、幾度も髪を梳いてくれた。少しだけ見上げた先、酔ったように目を細めている久志が見える。
身体を抱え込まれては、動かせるのは手首だけで、那智はこの態勢をひっくり返すにはどうしたらいいのかとまた悩んでしまった。
こういう時って、やっぱりヒサに寝てもらったほうがいいんだよなぁ…。
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すいません、前言撤回で…。
誰だ? 2、3話で終了とか言ってたの…
「さくっっと切り上げようね…」(←二人に一応(無駄とは分かってても)囁きかける!!)
初めてのことに、久志は驚きを隠せなかった。
具体的に『何を』と言葉にはしないが、那智がどこを触りたいと言ったのかなど簡単に判断できる。
那智本人から望まれれば拒む理由などあるわけがない。だが同時に不安も生まれた。
おそらく、初めて手にするであろう姿、形に嫌悪感を示さないだろうか。普通の生活を送っていれば、まず触れることはないものだろうし、実際に目にするものでもないはずだ。
おずおずとしながらも、久志の腹の上を這いまわる刺激は絶妙なタッチだ。あと少しという位置で動きを止めた那智に久志の抑制していた欲求が吹きあがろうとしていた。
「もちろん。那智の好きにしていいけど…。嫌なら無理しなくていいから」
戸惑う那智の手首を掴んで、自分のモノに触れさせる。久志にしてみれば、那智が自分の身体に興味を持ってくれたという事実だけでも充分なくらいだったのだ。
那智の両脇に肘をついた状態で、那智の両頬を撫で、髪を掬い上げ、額や瞼、頬などに唇を寄せた。
このまま、那智の手が少しも動かなくても良かった…。
那智は掴まされたままの位置で動きを止めていた。顔の上を久志が幾度もキスの雨を降らせていることに気を取られていたこともあった。
触れた瞬間、過去に一度だけ手の中に収めたことがあったことを思い出す。
初めて抱かれた夜だ。那智に対して性的な欲求があると態度で示された時。あの時は何がなんだか分からずに過ごしてしまった。触れたのだってほんの一瞬で、ただその大きさと硬さを感じただけだ。いや、それすら記憶していないくらい、衝撃的な夜だった。
改めて握りなおした久志自身が、その僅かな動きですら、ピクンと反応を見せた。自分の掌でも感じてくれたようで嬉しかったのだが、那智は大きな壁にぶち当たっていた。
とにかく、自分の息子にだってろくろく触れたことなどない。ただ握っていればいいというはずなどないのは承知の上だが、この後どう動かしていいのか、皆目分からないでいた。
久志が自分に与えてくれた刺激を思い出そうとするのだが、いつも快楽の波に溺れていたので、あまり良く覚えていないのが現状だった。
ぎこちない手つきではあるにしろ、熱を持った昂ぶりを掌で包んで長い茎を扱いてみる。
久志の大きな手では、那智のモノは一つかみくらいでくるまれてしまった気がするのに、今は充分なくらい手をスライドさせることができる。これは、自分の手が小さいからなんだろうか、それとも久志の分身が大きいからなんだろうか…。
恥ずかしいと思っていたはずなのに、那智の頭の中は自分でも驚くくらい冷静に物事を受け止めていた。
首筋や耳朶に唇を寄せる久志が那智の頭部を抱え込み、幾度も髪を梳いてくれた。少しだけ見上げた先、酔ったように目を細めている久志が見える。
身体を抱え込まれては、動かせるのは手首だけで、那智はこの態勢をひっくり返すにはどうしたらいいのかとまた悩んでしまった。
こういう時って、やっぱりヒサに寝てもらったほうがいいんだよなぁ…。
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すいません、前言撤回で…。
誰だ? 2、3話で終了とか言ってたの…
「さくっっと切り上げようね…」(←二人に一応(無駄とは分かってても)囁きかける!!)
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