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BLの丘
想いを確かめて 6
2012-07-18-Wed  CATEGORY: 想いを確かめて
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。


家につくと、千城はすぐに風呂の準備をしてくれた。
英人が真っ先に湯に入りたがるのを知るからこそ…。
疲れたように一度リビングのソファに座ってしまった英人も、隣に並んで腰を下ろした千城の動きに素直に従っていく。
誘われるように向かう先…。

裸体を見られることにすでに慣れ過ぎていた。
脱衣所で衣服を剥がされ、湯気の漂う浴室内に抱かれるように入れられた。
肌を密着させられる時間は、何よりもホッとして安堵感を味わえる。
全てを晒している、という事実があるからだろうか…。
逞しい胸筋に見惚れては、その前で英人の股間はすぐに蜜を零すくらいにまで成長してしまう。
最低限洗っては、浴槽に沈められた。そんな態度でも千城は嫌がるわけでもなく、太腿の上に跨らせてより、無防備にさせた。
湯の中で撫でられる身体が嫌でも反応してしまう。
首筋であれ、胸であれ、腰も…下腹部も…。

ビクビクとする柔肌が千城は楽しいようで、何度も指先で股間に触れてきた。触る…というほどの刺激までは与えてくれない。湯をわざと波立たせるようにかいて英人の全身に刺激を与えてくるのも、湯の中ではいつものこと。
「…んっふっん…」
首筋を仰け反らせて快感をやり過ごそうとするのに、千城は容赦しない。
突き立てる指先で双丘の間を何度も嬲ってくる。
一番弱い部分だと知って…。

「英人…」
鼓膜に響く低音が心地良い。
行為の最中は、千城は英人の官能を呼び出す言葉ばかりを口にした。
それは、逆に誘っているものになるのだろう…。
決定的な刺激を与えず、だけど英人の限界まで追い上げて、英人に欲求を口にさせるもの…。
自分から要求はせず、英人に強請らせることで、唯一の存在だと自身で納得したいのだろうか…。
悔しいのに、結局千城の手管に負けるのは英人の方だった。
特に…、こんなふうに心身が弱っている時は…。

恥ずかしいと思える体勢もすでに慣れてしまった。
千城の両膝に跨り、両腕を千城の首にまわして、後ろから指を受け入れ、一番感じる場所へと誘い込む。
すでに知った、判り切った場所から反らされては、厭らしくも腰が蠢いて、その指を追ってしまう。
「はっぁ…」
「英人、逆上せるぞ」
だれがそうさせているのか…、反論の言葉も出せなくなるほど、焦がれている自分がいることを、改めて知った英人だった。
千城を欲しいと…、欲望のままに突っ走ろうとしてしまう。
状況を常に把握し、的確に物事を進めてしまう人…。
それに比べて、英人は本能のままに生きる動物のようだ。
欲望と憂いとが混じった英人の瞳の色を、やはり千城は見逃していない。

解そうと動いた指は抜かれ、英人の欲は中途半端にされた。
「あっ…」
思わず漏れてしまう声に、英人の細腰を抱きかかえた千城は、一緒に立ち上がらせ、「このあと充分なくらい可愛がってやる」と、少々恐ろしげな発言を耳元で囁く。
それがどれほど続くのか…、翌日の仕事に支障がでないのか…と、心配する点はあるにしろ…。
そこまで求めてもらえることが、単純に嬉しい英人だ。

昔のように、大胆に足を開けるほど若くはなかった。
だが、恥じらいを持った英人を、今まで以上に千城は、可愛いと賞し、腫れ物を扱うようになったし、新鮮な視線で見つめてくる。
わざと英人に言わせる言葉も多いかもしれないが、正直な意見は千城からも大量に零れるようになっていた。
恥ずかしさを覚えるのは…、英人のほうなのだろうか…。

「ちしろ…」
抱え上げられて、バスルームを出て、バスローブを着せられて…。
バスタオル代わりのバスローブは、横抱きにされて運ばれた寝室の、ベッドの上でさっさと取り払われた。
濡れた千城の、整えられていない黒髪が額にかぶさってくる。
覆い尽くすように抱かれた直接触れる肌の温かさに息をつき…。
「ちしろ…」
囁く声は、全てを任せる、許諾した態度。
幾度も表情、印象を変えるこの男に、最初に惹かれたのはいつだったか…。

過去を思わず振り返ってしまったのは、今日の出来事があったから…?

荒んだ生活からすくい上げてくれた人…。さらに守ってくれる人…。
『愛している』…と何度も言いたかった。
何度も言ってきた。
千城のそばにいるのは自分だと確かめたくて…。そばにいるのが自分なのだと感じたくて…。
両手を伸ばして抱きつけば、分かったように抱きしめ返してくれる。

この大人の余裕が時々恨めしくなる。
結局、英人から望むことになるのだから…。

「ちし…」
掠れた声を発せば、貶すわけでもなく、フッと笑みを浮かべる。
「我慢できないのか?」
「…あっ、…だって、千城が中途半端にするから…っ」
「風呂でヤったあと、いつも気を失うだろう?」
過去の最低な状況を振り返られては返す言葉もない。
でも、分かっていながら手を出してきたのは千城じゃないか…という、低次元の争いは飲み込んだ。
何をどう言ったって敵わないし、逆に攻められて羞恥に晒されるのが関の山だ。
それより今は…。

「も…、い…」
瞼を下げ、視線を反らして不貞腐れると、やはり判り切った千城の苦笑ともとれる笑みが聞こえた。
「英人は俺だけを知ればいい…」
全ての過去を消す男…。
スッと動いた体は、英人の敏感な部分を熱舌で舐め上げてきた。

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想いを確かめて 7
2012-07-19-Thu  CATEGORY: 想いを確かめて
R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。


零れる滴を千城の舌先が舐めとる。
快感と苦悩がいっぺんに英人を襲った。
気持ち良さの中、我慢ができない厭らしさを露呈するようで、込み上げるものを堪えようと英人は唇を噛んだ。
英人の口淫をあまり喜ばない千城だが、自らは率先して行ってしまう。
技術の違いなどたいしてないだろうと思うのに、過去の出来事を彷彿させるのか、追いあげてくる英人の上手さは好まれていないようだ。
今までの男たちに教えられてきた屈辱のようなものが千城の中に浮かぶからなのか…。
お互いの過去は黙って流す術くらいは共に身につけている。
過去ではなく、『これから』…。
それを思うのに、英人を自由にしたいのは、自分の手の中にいると、千城自身が思い込みたい証拠なのだろうか。
そして英人も逆らわず、千城に従っていく。

陰茎、陰嚢と刺激され、後孔に舌が伸びた。窄ませた先は風呂で弄られた柔らかさを感じ取って潜り込んでくる。
「ぅんっ…っ、ぁっ、ちし…っ」
ピチャという厭らしい音が下肢の間から響き渡る。
濡れる原因は千城の唾液だけではない。
「千城っ…ぁ、あぁ、やぁ…」
ささやかな抵抗は脆くも千城の力の下で捩じ伏せられた。
孔の中が一番感じて、何よりの絶頂を味わえる場所だと、お互いに知り過ぎるほど知られている。
千城は英人を満足させたいと張り切ってくれるし、一人でイくことは嫌だと耐える英人がいる。
追いこんでいるとわかる表情が、千城には満足できることなのだろうか…。

嫌な性格だ…と思ったことは何度あっただろう。

でも気持ち良過ぎて、またその後に与えられる喜悦を知るだけに、思ったことの全てが霧散していく。
舌先と一緒に指先が入り込み、充分なほど綻ばせてくれる。
「ち…しろ…、…も、い…、…いぃから…」
早く体を重ねたいという欲望が渦巻いてくる。
多少のキツさなど慣れたもので、どんな風にでも馴染んでいける体は…『名器』と呼ばれてもおかしくなかった。
その昔、そう言われて、追いかけられたことも幾度もあったけれど…。
今は千城の好みに作り変えられている。
過去を感じる度に悔しさが混じるのだろうか。
充分に解すことをやめないのは、優しさと自分自身のやりかたを覚えこませるため。

辛かった昔を全て払拭してしまおうとする姿はこんなところでもあらわれてくる。
キツさなどなく、気持ちいい思いだけを感じれば良い…。
千城の芯から出る思いやりだった。

英人は両手を伸ばして千城の首を捕らえた。
自分の体液と唾液で濡れた唇が引き結ばれて英人の瞳を覗きこんでくる。
「も…、我慢できないよ…」
結局、英人から誘う言葉を吐かされる。
英人が望むことが千城を安心させるのだろうか…。
与えられるだけだと思う生活の中、この”おねだり”で満足してもらえるのなら…。
幾度だって囁こうと胸を震わせる。その先にある快感も分かっているからこそ…。

フッと口角を上げた千城は、いつものように「愛している」と囁いて、英人の両膝を抱えた。
逞しい腕に引き上げられて、グッと折り畳まれ、灼熱が熟れた場所に宛がわれる。
ヒクヒクと収縮する場所はあっという間に熱棒を飲み込んだ。
形を確かめようとうねり、もっと奥へと誘い込む。
慣れたとはいえ、内腹を圧迫する力に瞼は閉じ、口が開いて、喘ぎ声が零れる。
「あ…っ、ぁあっっ」
休むことなく進んでくる肉棒は、英人の望むものを叶えてくれる力強さがあった。
それは今のこの時間だけではなく…、生きていく全てのもの…。
安心できる強さ…。

抱き寄せた体がピッタリと重なり合う。
何一つ離れない、腕も足も、もちろん秘部も…。
充足感に溺れながら、更なる悦びを追い求めて、じれったそうに英人の腰が揺れた。
英人から誘う、行為の一つでもあり、千城はその動きを感じて、満足げに頬を上げる。
お互いを必要とする存在…。
抱き込まれて幾度もくちづけを贈られて、内壁を緩く掠められて…。
「ちし…っ、千城っ」
もっと強く抱きしめられて刺激がほしいと強請る英人によどみなく答えてくれる。
更にグッと押し込められた剛直が、内筒を焦がしていく。
たたまれた体に腕を伸ばして、もっと近くへと呼びこんだ。
笑みを浮かべる千城が、憎たらしくもあり、喜びも感じられる。
一番そばにいてくれる人…。

「千城…」
「英人…」
囁き合って近さを感じる。
体の奥底から込み上がってくる熱の逃し場所は、吐き出す、その一つしかない。
千城も同じことだろう。
締め付ける内筒に千城の眉間が寄ることが、ほんのちょっとの喜びだった。
唯一勝てる場所…?
そんなことを口にしては何を言われるのか…と危惧しては、だけど、並べる場所があることは嬉しさにつながる。
千城のために…、千城がいてくれるから…。
いつでも千城の足手まといにならないようにと努力を重ねても、すぐには揃えない生活面で無理があるのだろうか…。
せめてこの場所では…。
卑しい存在かもしれないけれど、受け入れてくれる千城がいる。
過去も未来も、ありのままの英人を…。

「もっとほしい…」
同じ時を刻める瞬間…。

弾け飛ぶ時、必ず締め付けてしまう。その波に逆らわずに、千城も熱を注ぎ込んでくれる。
…千城に、埋め尽くされる…。
想いは一緒…。
その悦びを心に刻みながら、改めて感じた愛情の深さに酔いしれた。
言葉や態度…、告げられる想いは、肉体に苦しさがあっても、決して嫌ではない…。

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えち、書けないなぁ….....(;__)/| 次回最終回にしようと思います。

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想いを確かめて 8(最終話)
2012-07-20-Fri  CATEGORY: 想いを確かめて
まだ明け方には早い。
ベッドの中で寄り添うように丸くなる英人を、千城はそっと抱えた。
自分の体に纏わりついてくる様は、迷子になった仔猫のようでもある。もう充分安心していたと思うのに…。
こんな態度を見せられるたびに、心底信頼されている安堵感に包まれる。
いつまでも”仔猫”のままだと千城からふぅっと柔らかな笑みがこぼれた。
人を惹きつけ、思わず手をかけたくなるような儚さが漂う。
初めて見た時から、その危うさを感じていた。
事業の始めと言って、ホテルに囲いこんだのは、秘密裏に物事を進めたかっただけ…だろうか…と時々思い返すこともある。
確かに当時の英人には、信頼感などありはしなかった。
それからの中で生まれた、縋ってくる感情に千城は惹かれていくことになる…。
改めて確かめた想い…。何度も幾度も確認しても、時々心が迷子になる。
英人なのか…千城なのか…。

再び抱きしめては、体温を感じるのか、丸まった体が少しだけ弛緩した。
額や瞼にくちづけて、「もっとおやすみ…」とうながす。
気を失うように眠りに落ちてしまった時は、まず中途半端に起きることはない。
昨日は淋しさのようなものも混じったのだろうか。考えさせられるようなこと…。
だから英人から、”強請り”も頻繁だったような思いがある。
欲してもらうことは、嫌なことではない。

『何の不安も持たなくていい』と何度も言い聞かせてきても、心のどこかに巣食うものがあってもおかしくない。
無縁だと思っていた親戚ですら、完全に切り離してしまったことは、分かっていても傷になってしまっただろうか。
どれだけの手を使ってもこの華奢な姿を守ってやろう…とは、以前と変わらない思いだ。
責め立てられる芽は完全に摘んでやろうと英人の確認を経て、持てる力を使った。
建て前と本音は異なっていたのかもしれない。
でも、千城を追い求めてくれる態度に安堵した。
どんな苦しみがあったとしても、絶対にそばにいて護ってやる…とは、今も昔も…未来も変わらない。
後々を考えても、英人の顔と名前を聞いたとなれば、黙っている連中ではないだろう。

神戸から英人を『モデルとして使いたい』と話が来たのは、最近のことだった。
被写体としての実力があることは、過去に自分たちの撮影をしたことではっきりしている。
製作スタッフとしてだけでなく…、生かせる道を開拓したい神戸に、手放しで承諾などできはしなかった。
それが神戸も分かっているから、英人に話を通す前に千城に確認を求めたのだろう。
『生かせる道』…。
要素は充分あることを知るから、抑えつけたくない気持ちも湧く。
世間に晒したくない独占欲と、見せびらかしてやりたい自慢欲のようなものが交差した。
どの世界に飛び込んでも、英人は『英人』であり、自分のものなのだと確信を得たい…。
それより英人がやりたいと思う道を踏みつぶしたくはなかった。

躊躇っていた悩みを払拭できたのは、英人に纏わるものが、全て消えたと思えたからだった。
あとは英人の意思で判断を下せばいい。
世間に、大々的に出た時に、だけど、もう、纏わりついてくるものはないと断言できたから、好きにさせられた。
英人は必ず自分の元に帰ってくるという安堵感が千城を占めていく。
それはこうして、寄り添ってくれる姿を見ても…。
態度や言葉、全てが千城を心配から開き直りへといざなってくれる。
“仕事”とはそういうもの…。
何より千城が嫌なことは英人も嫌なことであり、英人が受けるとは考えにくかった。

過去にも幾度か危機はあった。
正直に、素直に想いを吐露することで、今まで以上に近付いた。
今もきっと変わらない。

何もかもを受け入れよう。
どんなことがあっても守り通そう。
縛っても拘束はしない…。生きたい人生を生きろ…と。いつか送り出した時があったように…。

ただ、必ず、待っている…。
英人だけを、…英人だけ愛して受け止めるから…。

まだ寝息をかく英人の細腰を抱えると、「…ぅ…ん…」と少しだけ身じろぐ姿を見せたが、それ以上の抵抗はなかった。
まるで香りを嗅いでは安心する小動物のように、また丸くなる。

英人の思うことは誰よりも知っている。
伝わらなければ素直に口にすればいい。
どんな質問にも答えるし、その思いを汲んでやる。

存在自体をもう一度確かめるように抱きしめて、千城はまた目を閉じた。
想いはもう、充分なほど、お互いに伝わって確かめられている。

あと数時間もすれば、神戸と野崎から嫌というほど鳴る電話を目覚ましだと思えば良い。
何と返事をするかは、また別問題として…。


―完―

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お読みいただきありがとうございました。
最後、千城視点に変わっちゃったんですけれど。まぁ、お互い思いあっているってことでねぇ。
Hit様リクにも全然こたえられなかったなーと反省しております。
でも英人は千城のためにいろいろ努力しているよ(?)ってことで…(冷汗)
自分磨きをしているから、神戸からもお声がかかったのでしょうねぇ。(←もっと冷汗)
なんでしょう。どっかのCMとかに出ちゃうですかね~。そりゃ、おばあ様はひっくり返りますね。
千城、口止めは正解です。

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招待状
2013-06-28-Fri  CATEGORY: 想いを確かめて
ニューヨークで暮らす湯沢雄吾(ゆざわ ゆうご←英人の生みのパパ)のもとにパーティーの招待状が届いた。
榛名家からの誘いは何度かあったが、表立って参加したことはない。
それは、生き別れた息子、英人の現在の立場を考慮してのことだった。
ようやく手に入れた幸せに、水を差すようなことはしたくない。
薄暗い過去を持つだけに、華やいだ"榛名"にとって、受け止めてくれただけでも感謝なのだと思っている。
スキャンダラスなネタを自ら撒く気ももちろんなかった。
"榛名"の情報はどこからでも手に入れられた(←パパは新聞記者)から、影から見守る"親"で充分だった。

訪れたとして、公開するわけでもない写真は何枚も撮ってきた。
もともとの仕事がカメラマンだっただけに、動画よりも一枚の"瞬間"を大切にしたがるのは、性格なのだろう。
誰にも気付かれないような隅から、そっと…。
こちらに視線を向けない姿は、"ありのまま"を見せてくれる。

数多くの人に囲まれて万遍の笑みを浮かべる姿は、何よりの宝だった。
一度離してしまった手を、また掴もうとは思わない。
"他人"という地に落ちてしまった立場を後悔しても、全ての原因が自分にあると承知しているから、甘んじて受けようと思う。
それが運命だった、と一言で済ませるのはあまりにも勝手な話だが…。

…子供は親を選べない…。
まだ何も分からない幼子を手放した罪は計り知れないだろう。

元気で、幸せで、大切に思う人のそばで生きてくれればいい。
決して手を離すことなく…。

なかま

賑やかな笑顔と声が耳にこびりついている。
『幸せ』のおすそわけをいただける【招待状】を大切にしようと思った。
なにより自分の心が満たされることを知るから…。
英人はもちろん、取り巻く全ての人に幸せを…。

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何故か突然思い浮かぶ"パパ視点"。
パパ「集合場所『丘』?!…集合写真でも撮れってか?」
招待状に書かれた、『集合時間:適当 服装:身軽なもの 差し入れ:(高価な)酒』
そのころ、きえ「ソロバンパチパチφ(..)φ 集合写真、1枚千円 5枚5千円+野菜収穫体験チケット…(←採るのが面倒)」
家政腐「客が来るってよぉ… (;。。)o_フキフキ雑巾ガケ」

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