微妙にR18いきます。
昔の男は『厭らしい身体』だと言った。すぐに濡れヒクつく後孔をなでまわされて悦ぶ…。そんな身体だ。
その時の感覚がよみがえっても、目の前に榛名の端正な顔が見えると不思議と落ち着いた。
狭い入口を確認するように這わせられた指が襞を撫でてくる。
湯船の中に落ちた片足だけでものぼせそうだ。
狭く硬い内壁の中を榛名の指がいじるだけで興奮は昇り詰めていく。
何を見たかったのだろう。何を確認したかったのだろう。
榛名が心配するようなことは何もなかった。自分でも注意したし、神戸や他の人にも気にかけられたくらいなのに。
だけど心配されることが嬉しかった。
自分の全てが榛名のものであるのだと扱われることが英人を満足させた。
…見たいだけ見せてあげる。満足できるまで触っていいから…。
…だから離さないで…。
榛名の窄められた舌先が足の付け根から内股をたどって蕾まで這った。
屹立した股間はぬめりをのばすように榛名の掌が包み込んでいる。
榛名が英人を抱きたいための口実なのだと、この時になって気付いた。
榛名は決して自分の欲望を表だって発言しない。散々英人を煽らせて、最終的には英人から望んだという体勢を取らされる。
いつもズルイと思ったけど、今はそんなことを言える余裕すらなかった。
一週間ぶりに触れ合う身体は骨の髄まで榛名を求めている。
自分が榛名に対して何の奉仕もしてあげられないのに、自分だけが高みに追い詰められる。
…ベッドに行ったら…。いつもそう思うのに結局は榛名に流されるままだ。
「…ねっ、もう、やっ。見ないで…っ」
あまりにもじっくりと時間をかけて撫でまわされることに、英人はここで一人だけ弾けてしまいそうな限界を悟った。
硬く張り詰めたモノの行き先は榛名の口の中か、バラの花が浮かぶ湯船のどちらかだ。
わかりきったように、榛名の舌先が英人の熱に絡みつき、指は柔らかな内壁をいじくりまわしている。
榛名が望むのは口の中なのだろうが、英人は何故かそれを許せなかった。
…これ以上は絶対無理…っ!!
弾けたい欲望の隅で、まだダメと理性が働く。
バスタブの淵から落ちそうなほどビクッと腰を離そうとした英人を榛名の逞しい腕が支えた。
「頭でも打ちたいのか」
呆れたような榛名の声がバスルームに響いた。
このままイけと言いたげな瞳が見えたが英人は従えなかった。
英人は決して離そうとしなかった榛名の首筋に縋りついた。首をプルプルと振った。
一人だけで達くのは嫌だった。
「ベッド…」
甘えてみれば榛名は素直に受け入れてくれる。
地に足を一歩も付けることなく、大きなベッドまで運ばれて、英人は一つの吐息をはいた。
自分の上を跨る榛名に両手が伸びる。
交じあえるのだと、待ち焦がれた瞬間だった。
サラリとしたリネンの上。中世を思わせる内装。異空間の中で抱かれる身体は貴族のようだ。
すでに濡れた後孔に、なんの施しもしなかった榛名の屹立が添えられると、英人は嬉しさに涙を零しそうだった。
下の口も悦んで迎え入れる。
力強く張った一番膨らみのある部分が秘められた孔の中に押し込まれると、その圧迫感に息が止まる。
幾度も慣らされたはずなのに、この瞬間だけは痛みと快楽の狭間にあった。
「あ…っ…」
小さく漏れる吐息も榛名の唇に飲み込まれた、
英人の吐き出すものの一つも洩らしはしないと言いたそうに唇を重ね、下の蕾の中を嬲られる。痛みを緩和させるかのように胸の尖りを弄られて快感の中を彷徨った。
「ち…」
呼び掛けた声も音にはならなかった。
ズチュッといういやらしい水音に耳が犯され、身体の全てをなぞられるように冷たい指先が這えば、英人は浮遊感の中に誘われた。
一気に最奥まで突き進められ、榛名の熱を体内で感じる。
「愛している。英人だけを愛している」
電話機越しに聞いた声が、耳元で囁かれた。
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昔の男は『厭らしい身体』だと言った。すぐに濡れヒクつく後孔をなでまわされて悦ぶ…。そんな身体だ。
その時の感覚がよみがえっても、目の前に榛名の端正な顔が見えると不思議と落ち着いた。
狭い入口を確認するように這わせられた指が襞を撫でてくる。
湯船の中に落ちた片足だけでものぼせそうだ。
狭く硬い内壁の中を榛名の指がいじるだけで興奮は昇り詰めていく。
何を見たかったのだろう。何を確認したかったのだろう。
榛名が心配するようなことは何もなかった。自分でも注意したし、神戸や他の人にも気にかけられたくらいなのに。
だけど心配されることが嬉しかった。
自分の全てが榛名のものであるのだと扱われることが英人を満足させた。
…見たいだけ見せてあげる。満足できるまで触っていいから…。
…だから離さないで…。
榛名の窄められた舌先が足の付け根から内股をたどって蕾まで這った。
屹立した股間はぬめりをのばすように榛名の掌が包み込んでいる。
榛名が英人を抱きたいための口実なのだと、この時になって気付いた。
榛名は決して自分の欲望を表だって発言しない。散々英人を煽らせて、最終的には英人から望んだという体勢を取らされる。
いつもズルイと思ったけど、今はそんなことを言える余裕すらなかった。
一週間ぶりに触れ合う身体は骨の髄まで榛名を求めている。
自分が榛名に対して何の奉仕もしてあげられないのに、自分だけが高みに追い詰められる。
…ベッドに行ったら…。いつもそう思うのに結局は榛名に流されるままだ。
「…ねっ、もう、やっ。見ないで…っ」
あまりにもじっくりと時間をかけて撫でまわされることに、英人はここで一人だけ弾けてしまいそうな限界を悟った。
硬く張り詰めたモノの行き先は榛名の口の中か、バラの花が浮かぶ湯船のどちらかだ。
わかりきったように、榛名の舌先が英人の熱に絡みつき、指は柔らかな内壁をいじくりまわしている。
榛名が望むのは口の中なのだろうが、英人は何故かそれを許せなかった。
…これ以上は絶対無理…っ!!
弾けたい欲望の隅で、まだダメと理性が働く。
バスタブの淵から落ちそうなほどビクッと腰を離そうとした英人を榛名の逞しい腕が支えた。
「頭でも打ちたいのか」
呆れたような榛名の声がバスルームに響いた。
このままイけと言いたげな瞳が見えたが英人は従えなかった。
英人は決して離そうとしなかった榛名の首筋に縋りついた。首をプルプルと振った。
一人だけで達くのは嫌だった。
「ベッド…」
甘えてみれば榛名は素直に受け入れてくれる。
地に足を一歩も付けることなく、大きなベッドまで運ばれて、英人は一つの吐息をはいた。
自分の上を跨る榛名に両手が伸びる。
交じあえるのだと、待ち焦がれた瞬間だった。
サラリとしたリネンの上。中世を思わせる内装。異空間の中で抱かれる身体は貴族のようだ。
すでに濡れた後孔に、なんの施しもしなかった榛名の屹立が添えられると、英人は嬉しさに涙を零しそうだった。
下の口も悦んで迎え入れる。
力強く張った一番膨らみのある部分が秘められた孔の中に押し込まれると、その圧迫感に息が止まる。
幾度も慣らされたはずなのに、この瞬間だけは痛みと快楽の狭間にあった。
「あ…っ…」
小さく漏れる吐息も榛名の唇に飲み込まれた、
英人の吐き出すものの一つも洩らしはしないと言いたそうに唇を重ね、下の蕾の中を嬲られる。痛みを緩和させるかのように胸の尖りを弄られて快感の中を彷徨った。
「ち…」
呼び掛けた声も音にはならなかった。
ズチュッといういやらしい水音に耳が犯され、身体の全てをなぞられるように冷たい指先が這えば、英人は浮遊感の中に誘われた。
一気に最奥まで突き進められ、榛名の熱を体内で感じる。
「愛している。英人だけを愛している」
電話機越しに聞いた声が、耳元で囁かれた。
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『自分だけのもの』と安心した千城さんはさっそくかわいい英人君をいじめたくなったみたいですね。”好きな子を泣かせたい”心理。いや啼かせたい!
ベッド・・・だなんて、英人君も甘え上手になったね。
といってもそんなの全然わがままじゃなくてかわいいお願いとか睦言なんだけど英人くんにしたら、恥ずかしい~、自分から誘ってるみたい~とか思いながら、それでも頑張って言っちゃったんでしょうね。
千城の脳内変換では「ベッドでいっぱい愛して。いっぱいして」っと翻訳されているかもしれないけど。
ベッド・・・だなんて、英人君も甘え上手になったね。
といってもそんなの全然わがままじゃなくてかわいいお願いとか睦言なんだけど英人くんにしたら、恥ずかしい~、自分から誘ってるみたい~とか思いながら、それでも頑張って言っちゃったんでしょうね。
千城の脳内変換では「ベッドでいっぱい愛して。いっぱいして」っと翻訳されているかもしれないけど。
甲斐様
こんにちは。
毎度ありがとうございます。こんな朝っぱらから。
さっき間違えて明日分の記事をあげてしまって泣いています。
> 千城の脳内変換では「ベッドでいっぱい愛して。いっぱいして」っと翻訳されているかもしれないけど。
千城版翻訳ツールを用意しないと…。
でもエロにしか向かわない…。
ヒー君、お願いしちゃったら際限がないことを学習してください。
今頃千城君は大喜びですよ。
甘え上手、攻め上手。どちらも私には書けません…(汗汗)
またいらしてください。いつもありがとうございます。とっても励まされています。
こんにちは。
毎度ありがとうございます。こんな朝っぱらから。
さっき間違えて明日分の記事をあげてしまって泣いています。
> 千城の脳内変換では「ベッドでいっぱい愛して。いっぱいして」っと翻訳されているかもしれないけど。
千城版翻訳ツールを用意しないと…。
でもエロにしか向かわない…。
ヒー君、お願いしちゃったら際限がないことを学習してください。
今頃千城君は大喜びですよ。
甘え上手、攻め上手。どちらも私には書けません…(汗汗)
またいらしてください。いつもありがとうございます。とっても励まされています。
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