R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。
羽生の手が丁寧な仕草で春日の体を洗ってくれる。彼の性格を表しているようでもある。
それでいながら二人して泡だらけになってその滑りを感じ取っていたりする。
腰にまわされた羽生の腕に力が籠ると、二人の体が密着した。力を付け始めた昂りがお互いの肌に触れて、自分一人だけが求めているのではないことを知る。
春日が一瞬でも触れられて嫌がった、仕事で纏わりついた匂いはもうない。
今ならどれだけ嗅がれてもいいくらい。いや、もっと近付いて欲しい。
「羽生さん…」
春日から巻きつける手を、羽生はとても喜んでくれた。普段では見せることのない大胆な面になるらしく、縋られることが嬉しいらしい。
越谷が言っていた『控え目な子』とは、自分を頼ってくれる人なのかと思う。
自分で立てる力を持ちつつも、羽生を決して蔑にしない性格の持ち主…。
仕事の面でも未来に期待が持てるから尚更手放したくない存在になれる。
少し図々しいようだけれど、公私ともに期待されるのは春日にとっても嫌なことなど一つもなかった。
「春日、流して、浸かろう」
立っていることが大変だと思われたのか、シャワーヘッドを持たれてふたりの肌の上をお湯が流れていく。
抱きかかえられるようにして、湯船の中、向かい合わせで座れば、お互いの表情が良く見えて、どこに視線をやろうかとうろたえる。
もう、今日幾度目のくちづけだろうか。
戸惑う春日の唇を奪われ、口腔を熱い舌で撫でられて、同時に盛り上がる分身を下腹部に感じる。
たったそれだけのことが欲されていると分かって春日の感情をより昂らせた。
「春日…」
羽生が動かす手と共に揺れる水音に混じって、吐息の声が鼓膜に注がれた。
好きなのだ、と。愛しているのだ、と全身で訴えてくる。全ての仕草が心地良い。
何も心配することなどない、疑うことなどないと囁かれる身体に寄りかかる。
「ここで…?」
春日が尋ねれば、どちらでもいいと言った感じの羽生がいる。
落ち着いた存在は、憧れであり、憎たらしいものなのかもしれない。
羽生の首に両腕を回して胸をつき合わせる。理解したらしい羽生の手が、双丘を割り挿れやすいようにと秘孔を曝け出す。
湯が入りそうな感覚を持ちながら、そっと下ろした先…。
「あぁぁぁ…」
入り込んでくる灼熱が春日の体内を満たしていく。心の隙間に生えてしまった嫉妬心まで根こそぎ刈っていくようだ。
思われていると身体で感じられる。失いたくないと強く思う。
傍にいたい…と…。ぎゅっと抱きしめた身体から落ち着きを失った吐息が感じられた。
「春日…。春日…」
この声が好き。抱きしめてくれる腕が好き。傍にいられることが幸せ…。
もう疑わないと、春日は羽生を抱きしめて己のものとした。
小さなわだかまりが大きな渦となって別つことないように…。
しがみついた身体が更なる熱を持つ。
湯の中で幾度も動かされた抽挿に春日は、白濁を零す頃、呆然としていた。
喉の渇きと、全身にだるさがあり、逆上せた感覚はとても一人で歩けるような体力を維持していない。
バスタオルで包んでくれた羽生が、さすがに申し訳なさそうな顔をして、羽生の寝室に運んでくれた。
ここで横になるのは3日目になる。
自分の部屋がなんだか遠く感じたが、鼻腔をくすぐる香りに全てがうやむやになっていく。
「春日、お水…」
冷やし濡れたタオルでそっと額に浮かんだ滴を拭い取られ、身体を起こされることもなくくちづけと共に注ぎこまれる水分を補給する。
春日を満たすもの。
…羽生の一挙一動が春日の中に入り込んでくる。
「好き…」
再び呟いた言葉は、疑いが晴れたと羽生を満足させたのだろうか。
寄り添ってくる身体の温かさを感じ、失いたくない温もりだと身体が覚えた。
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羽生の手が丁寧な仕草で春日の体を洗ってくれる。彼の性格を表しているようでもある。
それでいながら二人して泡だらけになってその滑りを感じ取っていたりする。
腰にまわされた羽生の腕に力が籠ると、二人の体が密着した。力を付け始めた昂りがお互いの肌に触れて、自分一人だけが求めているのではないことを知る。
春日が一瞬でも触れられて嫌がった、仕事で纏わりついた匂いはもうない。
今ならどれだけ嗅がれてもいいくらい。いや、もっと近付いて欲しい。
「羽生さん…」
春日から巻きつける手を、羽生はとても喜んでくれた。普段では見せることのない大胆な面になるらしく、縋られることが嬉しいらしい。
越谷が言っていた『控え目な子』とは、自分を頼ってくれる人なのかと思う。
自分で立てる力を持ちつつも、羽生を決して蔑にしない性格の持ち主…。
仕事の面でも未来に期待が持てるから尚更手放したくない存在になれる。
少し図々しいようだけれど、公私ともに期待されるのは春日にとっても嫌なことなど一つもなかった。
「春日、流して、浸かろう」
立っていることが大変だと思われたのか、シャワーヘッドを持たれてふたりの肌の上をお湯が流れていく。
抱きかかえられるようにして、湯船の中、向かい合わせで座れば、お互いの表情が良く見えて、どこに視線をやろうかとうろたえる。
もう、今日幾度目のくちづけだろうか。
戸惑う春日の唇を奪われ、口腔を熱い舌で撫でられて、同時に盛り上がる分身を下腹部に感じる。
たったそれだけのことが欲されていると分かって春日の感情をより昂らせた。
「春日…」
羽生が動かす手と共に揺れる水音に混じって、吐息の声が鼓膜に注がれた。
好きなのだ、と。愛しているのだ、と全身で訴えてくる。全ての仕草が心地良い。
何も心配することなどない、疑うことなどないと囁かれる身体に寄りかかる。
「ここで…?」
春日が尋ねれば、どちらでもいいと言った感じの羽生がいる。
落ち着いた存在は、憧れであり、憎たらしいものなのかもしれない。
羽生の首に両腕を回して胸をつき合わせる。理解したらしい羽生の手が、双丘を割り挿れやすいようにと秘孔を曝け出す。
湯が入りそうな感覚を持ちながら、そっと下ろした先…。
「あぁぁぁ…」
入り込んでくる灼熱が春日の体内を満たしていく。心の隙間に生えてしまった嫉妬心まで根こそぎ刈っていくようだ。
思われていると身体で感じられる。失いたくないと強く思う。
傍にいたい…と…。ぎゅっと抱きしめた身体から落ち着きを失った吐息が感じられた。
「春日…。春日…」
この声が好き。抱きしめてくれる腕が好き。傍にいられることが幸せ…。
もう疑わないと、春日は羽生を抱きしめて己のものとした。
小さなわだかまりが大きな渦となって別つことないように…。
しがみついた身体が更なる熱を持つ。
湯の中で幾度も動かされた抽挿に春日は、白濁を零す頃、呆然としていた。
喉の渇きと、全身にだるさがあり、逆上せた感覚はとても一人で歩けるような体力を維持していない。
バスタオルで包んでくれた羽生が、さすがに申し訳なさそうな顔をして、羽生の寝室に運んでくれた。
ここで横になるのは3日目になる。
自分の部屋がなんだか遠く感じたが、鼻腔をくすぐる香りに全てがうやむやになっていく。
「春日、お水…」
冷やし濡れたタオルでそっと額に浮かんだ滴を拭い取られ、身体を起こされることもなくくちづけと共に注ぎこまれる水分を補給する。
春日を満たすもの。
…羽生の一挙一動が春日の中に入り込んでくる。
「好き…」
再び呟いた言葉は、疑いが晴れたと羽生を満足させたのだろうか。
寄り添ってくる身体の温かさを感じ、失いたくない温もりだと身体が覚えた。
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春日ちゃん、がんばりましたね
控えめながらも積極的に
お風呂の中であんなことやこんなことして（されて）
結局くた～っとしちゃって羽生さんにベッドまで運ばれていく姿が超カワイイ
弄り倒したいキャラだわー
控えめながらも積極的に
お風呂の中であんなことやこんなことして（されて）
結局くた～っとしちゃって羽生さんにベッドまで運ばれていく姿が超カワイイ
弄り倒したいキャラだわー
甲斐様
こんにちは。
> 春日ちゃん、がんばりましたね
> 控えめながらも積極的に
> お風呂の中であんなことやこんなことして（されて）
> 結局くた～っとしちゃって羽生さんにベッドまで運ばれていく姿が超カワイイ
> 弄り倒したいキャラだわー
春日大胆に動いています。
そうもっていくのは羽生の技量なんですかね～。
しっかり羽生の計画にハマって…。
最後は自爆みたいです(笑)
素直で可愛い子です。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
> 春日ちゃん、がんばりましたね
> 控えめながらも積極的に
> お風呂の中であんなことやこんなことして（されて）
> 結局くた～っとしちゃって羽生さんにベッドまで運ばれていく姿が超カワイイ
> 弄り倒したいキャラだわー
春日大胆に動いています。
そうもっていくのは羽生の技量なんですかね～。
しっかり羽生の計画にハマって…。
最後は自爆みたいです(笑)
素直で可愛い子です。
コメントありがとうございました。
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