この地で一番高級なホテルに滞在して、雅臣は役職を充分に利用して見学しまくった。
あとをついて回った龍太は溜め息だらけだ。
ホテル一室の見学、何が楽しいのか理解ができない…ような、分かるような…。
とりあえず雅臣の喜ぶ顔が見られるのだから文句は出ないが…。
夕焼け、朝焼けと写真に収めたりスケッチしたりと、同行者は観光を楽しんでいた。
一泊で終わるには、確かにもったいない場所かもしれない。
英人「いっぱい描いた～」
那智「俺、写真撮ったし」
一葉「み、見たもん…」
成俊「自分の記憶が一番凄いよね」
何がどう記憶に残るのかはまぁ、さておき…。
佐貫「若い能力は優秀だな」
安住「まだボケオヤジにならないでくれって言われるよ」
千城「おふたかた、決して劣っておりませんので…」
野崎「ハイ。安住弁護士も佐貫刑事もお歳は感じません」(社長に同調)
宮原「美琴さんだって違わないじゃん」(←佐貫安住38歳美琴37歳)
久志「うそぉぉぉ?!」
宮原「何？その疑問形は…」
久志「いや…。秘書…、もっと若いかと…」
那智「社長秘書に何言ってんのっ？！(失礼過ぎっ)」(ボカボカっ)
宮原「…いや、若く見えるって褒め言葉でしょ…」
日野「年齢差を感じさせない人たちに感心するけどな…」
神戸「ショウがそれ、言う？」
日野「悪かったな、老けてて…」
英人「貫禄あるって言うんだよね」
一葉「老成しているとか？」
成俊「しっかりものっていうの」
日野「…褒められているんだか貶されているんだか…」(がっくり)
無事観光を終えて再び戻った不夜城の夜。
全員が正装をしての、ワンランク高いサーカスディナーショーへと向いた。
男性のタキシード姿があちらこちらに見られる。
一宴、500ドル(日本円にしていくらかは相場で考えてください…汗)だというのだから、案内した龍太と雅臣も冷や汗ものだった。
ここで席の取り間違いだとか、サービスの悪さがあってはかなわない。もちろんそれらはショーを運営する側に請求できることではあったが、一夜の余興には時間というものがある。失った時は戻せない。
過ぎてしまったら取り返しはつかないのだ。
龍太と雅臣が緊張にまみれていても、ショーは無事終了して、誰もが楽しんでくれたことにホッと溜め息が零れた。
観客が総立ちになる劇は、おまけで同行した二人(添乗員)も充分楽しんだ。
龍太「これ、ツアーの中に入れられるなぁ」(←企画員)
雅臣「セレブ向きだけどね」
龍太「さらに雅臣さんご推薦のホテルならバッチリ」
雅臣「どんだけ高いツアー、組む気なの…？」
英人「ねーねー。虎がいるホテルがあるんだよ～」
一葉「海賊船のショーを無料でやってるところもあるんだって～」(←貧乏性)
成俊「噴水ショーもタダでみられるらしいよ」(←やっぱり貧乏性)
那智「ど、どこにでもついていく…」
久志「調べてんな～…」
日野「そりゃ、せっかく来るんだからな…」
神戸「ショウ、最初嫌がっていなかった？」
日野「いや、みんな行くなら…(もったいないし…←結局貧乏性…。つか、ヒサシ行くなら俺も行く…とか思っていない)」
雅臣「はいっ。順番にご案内いたしますっ」(喜々)
龍太「…つか…、雅臣さんが行きたいだけじゃん…(ﾎﾞｿﾎﾞｿ)」
宮原「そろそろ別行動、ＯＫ？」(囁く)
野崎「ここでですかっ？！」
宮原「タイガーショーも海賊船も噴水も、美琴さんが案内してよ」
明日以降の行程。
えぇ、まぁ、自由行動なんですけどね…。
溜め息と共に、社長に詫びた言葉があっても、あっさりと「好きにしろ」と返された。
社長も秘書も二人ともすでに知った街。
帰る日程も何もかも、細かく把握している秘書にこれ以上言うことはない。
気軽に手を振られては満足に、瑛佑は笑みを返した。二度目のハネムーンである。
宮原「社長、最高」
野崎「もうっ！」
佐貫「若いのが相手だと大変だよな～」
成俊「何言って…っ(////)」(自分のことで比べて墓穴を掘った)
一葉「(////)」(←言葉が出ない)
安住「…無言(気持ちは良く分かる)…」
日野「年上も大変だけど…(ﾎﾞｿ)」
龍太「そうそう…」
神戸「はぁぁぁ?!大変って何？お仕置き、欲しいわけ？」
雅臣「何っ?!」
日野:龍太「「いえ、なんでもありません…」」(即答)
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ポチっとしていただけると嬉しいです。
コメレス書けずすみませんm(__)m
週末、少し、ご勘弁を…。
あとをついて回った龍太は溜め息だらけだ。
ホテル一室の見学、何が楽しいのか理解ができない…ような、分かるような…。
とりあえず雅臣の喜ぶ顔が見られるのだから文句は出ないが…。
夕焼け、朝焼けと写真に収めたりスケッチしたりと、同行者は観光を楽しんでいた。
一泊で終わるには、確かにもったいない場所かもしれない。
英人「いっぱい描いた～」
那智「俺、写真撮ったし」
一葉「み、見たもん…」
成俊「自分の記憶が一番凄いよね」
何がどう記憶に残るのかはまぁ、さておき…。
佐貫「若い能力は優秀だな」
安住「まだボケオヤジにならないでくれって言われるよ」
千城「おふたかた、決して劣っておりませんので…」
野崎「ハイ。安住弁護士も佐貫刑事もお歳は感じません」(社長に同調)
宮原「美琴さんだって違わないじゃん」(←佐貫安住38歳美琴37歳)
久志「うそぉぉぉ?!」
宮原「何？その疑問形は…」
久志「いや…。秘書…、もっと若いかと…」
那智「社長秘書に何言ってんのっ？！(失礼過ぎっ)」(ボカボカっ)
宮原「…いや、若く見えるって褒め言葉でしょ…」
日野「年齢差を感じさせない人たちに感心するけどな…」
神戸「ショウがそれ、言う？」
日野「悪かったな、老けてて…」
英人「貫禄あるって言うんだよね」
一葉「老成しているとか？」
成俊「しっかりものっていうの」
日野「…褒められているんだか貶されているんだか…」(がっくり)
無事観光を終えて再び戻った不夜城の夜。
全員が正装をしての、ワンランク高いサーカスディナーショーへと向いた。
男性のタキシード姿があちらこちらに見られる。
一宴、500ドル(日本円にしていくらかは相場で考えてください…汗)だというのだから、案内した龍太と雅臣も冷や汗ものだった。
ここで席の取り間違いだとか、サービスの悪さがあってはかなわない。もちろんそれらはショーを運営する側に請求できることではあったが、一夜の余興には時間というものがある。失った時は戻せない。
過ぎてしまったら取り返しはつかないのだ。
龍太と雅臣が緊張にまみれていても、ショーは無事終了して、誰もが楽しんでくれたことにホッと溜め息が零れた。
観客が総立ちになる劇は、おまけで同行した二人(添乗員)も充分楽しんだ。
龍太「これ、ツアーの中に入れられるなぁ」(←企画員)
雅臣「セレブ向きだけどね」
龍太「さらに雅臣さんご推薦のホテルならバッチリ」
雅臣「どんだけ高いツアー、組む気なの…？」
英人「ねーねー。虎がいるホテルがあるんだよ～」
一葉「海賊船のショーを無料でやってるところもあるんだって～」(←貧乏性)
成俊「噴水ショーもタダでみられるらしいよ」(←やっぱり貧乏性)
那智「ど、どこにでもついていく…」
久志「調べてんな～…」
日野「そりゃ、せっかく来るんだからな…」
神戸「ショウ、最初嫌がっていなかった？」
日野「いや、みんな行くなら…(もったいないし…←結局貧乏性…。つか、ヒサシ行くなら俺も行く…とか思っていない)」
雅臣「はいっ。順番にご案内いたしますっ」(喜々)
龍太「…つか…、雅臣さんが行きたいだけじゃん…(ﾎﾞｿﾎﾞｿ)」
宮原「そろそろ別行動、ＯＫ？」(囁く)
野崎「ここでですかっ？！」
宮原「タイガーショーも海賊船も噴水も、美琴さんが案内してよ」
明日以降の行程。
えぇ、まぁ、自由行動なんですけどね…。
溜め息と共に、社長に詫びた言葉があっても、あっさりと「好きにしろ」と返された。
社長も秘書も二人ともすでに知った街。
帰る日程も何もかも、細かく把握している秘書にこれ以上言うことはない。
気軽に手を振られては満足に、瑛佑は笑みを返した。二度目のハネムーンである。
宮原「社長、最高」
野崎「もうっ！」
佐貫「若いのが相手だと大変だよな～」
成俊「何言って…っ(////)」(自分のことで比べて墓穴を掘った)
一葉「(////)」(←言葉が出ない)
安住「…無言(気持ちは良く分かる)…」
日野「年上も大変だけど…(ﾎﾞｿ)」
龍太「そうそう…」
神戸「はぁぁぁ?!大変って何？お仕置き、欲しいわけ？」
雅臣「何っ?!」
日野:龍太「「いえ、なんでもありません…」」(即答)
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ポチっとしていただけると嬉しいです。
コメレス書けずすみませんm(__)m
週末、少し、ご勘弁を…。
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s様
こんにちは。
>やっぱり、このメンバーは最高です(^^ゞ。
喜んでもらえてうれしいです。
もうただのお遊び編でしかありませんが…。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
>やっぱり、このメンバーは最高です(^^ゞ。
喜んでもらえてうれしいです。
もうただのお遊び編でしかありませんが…。
コメントありがとうございました。
雅臣は職務を忘れて楽しんでるな～と思ったけど
ちゃんとやることやってましたね
エライ！ ってあたりまえか
その上会社からしたら
添乗したついでにタダで新企画の下見したみたいなものですから
ますます上得意様ですわね
きっと斬新で素敵なパックツアーが出来上がることでしょう
ちゃんとやることやってましたね
エライ！ ってあたりまえか
その上会社からしたら
添乗したついでにタダで新企画の下見したみたいなものですから
ますます上得意様ですわね
きっと斬新で素敵なパックツアーが出来上がることでしょう
甲斐様
こんにちは。
> 雅臣は職務を忘れて楽しんでるな～と思ったけど
> ちゃんとやることやってましたね
> エライ！ ってあたりまえか
> その上会社からしたら
> 添乗したついでにタダで新企画の下見したみたいなものですから
> ますます上得意様ですわね
> きっと斬新で素敵なパックツアーが出来上がることでしょう
雅臣も楽しんでおります。
雅臣にとっては楽園ですね。
きっといっぱい企画が組まれるでしょうね。
素敵な企画ができればお客様も食い付くだろうし、ありがたい限りです。
見どころ満載にしてくれるんだろうな～。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
> 雅臣は職務を忘れて楽しんでるな～と思ったけど
> ちゃんとやることやってましたね
> エライ！ ってあたりまえか
> その上会社からしたら
> 添乗したついでにタダで新企画の下見したみたいなものですから
> ますます上得意様ですわね
> きっと斬新で素敵なパックツアーが出来上がることでしょう
雅臣も楽しんでおります。
雅臣にとっては楽園ですね。
きっといっぱい企画が組まれるでしょうね。
素敵な企画ができればお客様も食い付くだろうし、ありがたい限りです。
見どころ満載にしてくれるんだろうな～。
コメントありがとうございました。
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