R15 ちょっとした性描写があります。閲覧にはご注意ください。
ガンガンとした発言と同じなのだろうか。進んでいく旭の行動に信楽は苦笑を浮かべる。
率先して裸になり、勝手にベッドの中に潜り込む姿は身勝手な行動になるのかもしれないが止まらない。
鼻腔を撫でる信楽の香りが身近に感じられた。
寄ってくる信楽も素肌を晒した。体から先に…と願ったのは旭なのかもしれない。
過去は知らない。伊吹がいかにして信楽を虜にしたのかも…。
今は、空いた時を埋める”代用品”なのだろうか。
信楽のことだから、そんな、ぞんざいな扱いはないだろうが…。
不安と緊張と、期待が溢れまくる。
抱いてもらえる…。不安は喜びにも変えられた。
信楽は旭の横に並ぶと、そっとその体を撫でた。
もう長いこと触れあわせることのなかった肌。信楽にしては怖かった部分がある。
かつて伊吹が…『満足できなかった』と言った性行為。トラウマ…。そういってしまってもいいのだろうか。
伊吹が置いていったものはあまりにも大きかった。
身の中に籠る熱と、脅え。抱きたいと思う気持ち。
動き回るからなのか、硬い筋肉を持ちはしても、身長のない旭は華奢なことにかわりはない。温かな肉体は可愛がりたいそのものだ。
『可愛い』…。その言葉を旭が嫌うからあえて口にはしないが…。
胸の内に湧き上がるものは同じ。
旭は胸に這わされた手のひらに、ピクリと震えて声をこらえる。
「…っ」
じっくりと味わうような動きに翻弄された。
急速に求めていくものではなく、確実に追い詰めていくもの。
「あ…」
感じたと分かる態度にふわりと信楽の笑みが浮かんだ。
「気持ちいい?」
そんなことはきかないでほしいと思う。
恥ずかしくて、だけど何かを言えば行動を止められそうで、恐れては無言のまま頷きかえした。
信楽のするがまま、やりたいようにさせて、満足を与えたい。
「俺でも感じてもらえるのかな…」
信楽の台詞に、ただコクコクと首を縦に振る。
『感じない』…そんなわけがないだろうと。
指で嬲られた乳首に唇が舞い降りた。
暖かくて湿ったものが柔らかな物体を包みこむ。
時折噛まれて、刺激をあたえられて、今まで以上に体が跳ねた。
「は、ふぁっんっ」
「可愛い…」
控えていたはずの言葉もするりと信楽からこぼれおちた。
信楽に言われては嫌な言葉でもなく、それどころか『嬉しい』ものである。
『可愛い』…。あれほど嫌だった言葉が、与える人によってこれほどまで変わるのだろうか。
燻っていたものが信楽にもあったのだろうか。
癒しになれるのかどうかは分からない。
それでも受け入れてくれた体や空間、なにもかもを自分のものとしたい欲望が旭を占めていく。
体からでもいい…。旭を一人の人間として、恋愛の対象として見てくれる存在になりたい。
『欲しい』…。
欲望の先に生まれた熱は、じっとりと相手を包みこむ。
自分を満足させ、かつ、相手を飲み込むもの。
「あっ、…あっ…っあぁぁ」
狭い道の中に押し込まれる肉棒が苦しいのに嬉しい。
心が欲しいが、無理ならこの体で繋ぎとめたかった。
一度つながれば、それだけでもこの人のものになったと思うのは、勝手な思い込みだろうか…。
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相変わらず短いです(汗)
また週末おやすみします。飛び飛びですみません。
ガンガンとした発言と同じなのだろうか。進んでいく旭の行動に信楽は苦笑を浮かべる。
率先して裸になり、勝手にベッドの中に潜り込む姿は身勝手な行動になるのかもしれないが止まらない。
鼻腔を撫でる信楽の香りが身近に感じられた。
寄ってくる信楽も素肌を晒した。体から先に…と願ったのは旭なのかもしれない。
過去は知らない。伊吹がいかにして信楽を虜にしたのかも…。
今は、空いた時を埋める”代用品”なのだろうか。
信楽のことだから、そんな、ぞんざいな扱いはないだろうが…。
不安と緊張と、期待が溢れまくる。
抱いてもらえる…。不安は喜びにも変えられた。
信楽は旭の横に並ぶと、そっとその体を撫でた。
もう長いこと触れあわせることのなかった肌。信楽にしては怖かった部分がある。
かつて伊吹が…『満足できなかった』と言った性行為。トラウマ…。そういってしまってもいいのだろうか。
伊吹が置いていったものはあまりにも大きかった。
身の中に籠る熱と、脅え。抱きたいと思う気持ち。
動き回るからなのか、硬い筋肉を持ちはしても、身長のない旭は華奢なことにかわりはない。温かな肉体は可愛がりたいそのものだ。
『可愛い』…。その言葉を旭が嫌うからあえて口にはしないが…。
胸の内に湧き上がるものは同じ。
旭は胸に這わされた手のひらに、ピクリと震えて声をこらえる。
「…っ」
じっくりと味わうような動きに翻弄された。
急速に求めていくものではなく、確実に追い詰めていくもの。
「あ…」
感じたと分かる態度にふわりと信楽の笑みが浮かんだ。
「気持ちいい?」
そんなことはきかないでほしいと思う。
恥ずかしくて、だけど何かを言えば行動を止められそうで、恐れては無言のまま頷きかえした。
信楽のするがまま、やりたいようにさせて、満足を与えたい。
「俺でも感じてもらえるのかな…」
信楽の台詞に、ただコクコクと首を縦に振る。
『感じない』…そんなわけがないだろうと。
指で嬲られた乳首に唇が舞い降りた。
暖かくて湿ったものが柔らかな物体を包みこむ。
時折噛まれて、刺激をあたえられて、今まで以上に体が跳ねた。
「は、ふぁっんっ」
「可愛い…」
控えていたはずの言葉もするりと信楽からこぼれおちた。
信楽に言われては嫌な言葉でもなく、それどころか『嬉しい』ものである。
『可愛い』…。あれほど嫌だった言葉が、与える人によってこれほどまで変わるのだろうか。
燻っていたものが信楽にもあったのだろうか。
癒しになれるのかどうかは分からない。
それでも受け入れてくれた体や空間、なにもかもを自分のものとしたい欲望が旭を占めていく。
体からでもいい…。旭を一人の人間として、恋愛の対象として見てくれる存在になりたい。
『欲しい』…。
欲望の先に生まれた熱は、じっとりと相手を包みこむ。
自分を満足させ、かつ、相手を飲み込むもの。
「あっ、…あっ…っあぁぁ」
狭い道の中に押し込まれる肉棒が苦しいのに嬉しい。
心が欲しいが、無理ならこの体で繋ぎとめたかった。
一度つながれば、それだけでもこの人のものになったと思うのは、勝手な思い込みだろうか…。
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相変わらず短いです(汗)
また週末おやすみします。飛び飛びですみません。
- 関連記事
信楽さん、トラウマになってましたね。
伊吹の言葉。
伊吹だって、信楽さんと抱き合うのが嫌だった訳じゃない。ただ、甲賀に逢ってしまった。そのままの伊吹でいられる甲賀に。
旭の素直さに少しずつ少しずつ、信楽さんが癒されていって欲しい。
そして、信楽さんも信楽さんでいられますように。
きえさん、週末はゆっくりお休みして下さいね。また、来週(^-^)/
伊吹の言葉。
伊吹だって、信楽さんと抱き合うのが嫌だった訳じゃない。ただ、甲賀に逢ってしまった。そのままの伊吹でいられる甲賀に。
旭の素直さに少しずつ少しずつ、信楽さんが癒されていって欲しい。
そして、信楽さんも信楽さんでいられますように。
きえさん、週末はゆっくりお休みして下さいね。また、来週(^-^)/
ちー様
おはようございます。
> 信楽さん、トラウマになってましたね。
> 伊吹の言葉。
> 伊吹だって、信楽さんと抱き合うのが嫌だった訳じゃない。ただ、甲賀に逢ってしまった。そのままの伊吹でいられる甲賀に。
トラウマになっているんですよね~。
でも旭を抱くことでそこから抜け出せるかな。
伊吹も嫌いだったわけじゃないしね。
冷たい言葉を吐いたのは甲賀なんだけど…(え?責任転嫁するな?!)
> 旭の素直さに少しずつ少しずつ、信楽さんが癒されていって欲しい。
> そして、信楽さんも信楽さんでいられますように。
旭は正直っ子ですからね。
それこそ伊吹ではありませんが、ありのままの姿をさらして、信楽を癒してくれることでしょう。
信楽も素直にね。
> きえさん、週末はゆっくりお休みして下さいね。また、来週(^-^)/
連載とまっちゃってすみませ~ん。
腐を育ててきます。
コメントありがとうございました。
おはようございます。
> 信楽さん、トラウマになってましたね。
> 伊吹の言葉。
> 伊吹だって、信楽さんと抱き合うのが嫌だった訳じゃない。ただ、甲賀に逢ってしまった。そのままの伊吹でいられる甲賀に。
トラウマになっているんですよね~。
でも旭を抱くことでそこから抜け出せるかな。
伊吹も嫌いだったわけじゃないしね。
冷たい言葉を吐いたのは甲賀なんだけど…(え?責任転嫁するな?!)
> 旭の素直さに少しずつ少しずつ、信楽さんが癒されていって欲しい。
> そして、信楽さんも信楽さんでいられますように。
旭は正直っ子ですからね。
それこそ伊吹ではありませんが、ありのままの姿をさらして、信楽を癒してくれることでしょう。
信楽も素直にね。
> きえさん、週末はゆっくりお休みして下さいね。また、来週(^-^)/
連載とまっちゃってすみませ~ん。
腐を育ててきます。
コメントありがとうございました。
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