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BLの丘
淋しい夜に泣く声 23
2009-09-21-Mon  CATEGORY: 淋しい夜
R20くらい入れておきます。いじめと言うより凌辱?暴力?です。閲覧にはご注意ください。(あくまでも責任はもちません)

榛名は、出ていく気配もなく抵抗のできなくなった英人を強引にバスルームに引き入れた。
「全部脱いで洗え。どこまでも薄汚い身体でいるな」
洗い場の隣には豪華さを表すジャグジーバスがあったが、その中にも入れてもらえなかった。
脱げと言われても、ほとんどは力強い腕で衣服を剥ぎ取られた。
洗い場の床に犬のように四足をつかされ、足を開くよう尻を叩かれた。
シャワーのヘッドを外し、ホースのようにした先を、ボディーソープのぬめりをかりて無理に後孔に入れられた。
「あぁぁぁ…ァ…っっっ」
何をされるのかすぐに分かった。

「いやっ、いやだいやっっ」
激しく抵抗をし、首を振りながら暴れて榛名の手から逃れようと試みたが無駄だった。もう一度頬を叩かれた。
背中を榛名の身体で押さえつけられれば逃げようもない。
抜き出そうと後ろに回した片手も強い力で振り払われた。
水圧を抑えたらしいが確実に注がれるお湯は体内に流れ込んできた。
下腹が痛くなる感覚に嗚咽と涙が溢れ零れる。あれほど優しい夜を与えてくれた榛名の姿はなく、拒絶しても許してくれなかった。

「二度と他の男を咥えこむな」
冷たい言葉が降り下りてきた。静かな怒りを感じた。
そんなことをした覚えはなくても、この男は絶対に信じてくれないのだろう。
嫌というほど流しこまれ、吐き出しそうになる苦しみに必死で耐える。頃合いを見てシャワーホースを抜かれた。
「あぅっ」
勢いよく引き抜かれたものだから、体内から一緒に零れようとする液体をどうにか押しとどめた。
あまりの圧迫感にジワリとした冷や汗が全身の毛穴から噴き出した。
身動きの一つだって取れないほど下腹内がグルグルと動き出す。このような行為はこれまで知識としては知っていたが、経験などしたことがなく、恐怖と羞恥で自分のすぐそこにある未来を想像したくなかった。
榛名は英人が動けなくなるまでその背中を押さえつけていた。

こんなところで吐き出すのは絶対に嫌…。だけど手足には力が入らない。
トイレはすぐ隣にあるのにとても遠い。
崩壊しそうな意識の狭間で括約筋に力を込めても、あっという間に緩みそうだった。
しばらくして、まともな四足の状態でもいられなくなり腹を抱えて床に転がった。
「っんっ、ぁぁぁぁぁっっっ」
英人の苦しむ声だけがバスルームにあった。

「と、いれ…」
顔を歪め情けないほどの声を上げれば、相変わらず冷たい榛名の声がバスルームに響いた。
「自分が不貞を働けばどうなるのか思い知ったか?」
英人は何度も頷いた。何でも言うことを聞くから、どうか、この場だけでは……。榛名の目のないところで…。一人で…。
最後まで残った羞恥心が英人の心を埋め尽くした。

バスルームのドアはガラス張りだった。
たとえ隣り合ったトイレにたどり着いてもここに榛名がいる限り全てを見られる。
第一自分にはもう動く体力も気力も残されていない。
巡りくる運命に絶望した。

榛名は「もう少し耐えろ」と耳元で囁いてから抱きかかえトイレの便座に座られてくれたが、榛名がその場を離れる前に我慢の限界を迎えて孔は緩んだ。
激しい排泄の音に、止めたい意思も虚しく身体は全てを放出した。
余りの情けなさとみっともなさに顔を抱えて嗚咽を上げながら涙を零したが榛名はまだ許してくれなかった。

「もう一度洗ってやる」
二度目はトイレの存在も与えてもらえなかった。
なにもかも、全てを榛名の目の前でした後で、全ての衣類を取り払った榛名がバスルームの中に入ってきた。

ぐったりとしていた英人は何も言葉に出すことができないほど、身も心も疲れ切っていた。
悲しみが渦となって英人の全身を流れていく。どこまで自分は惨めな存在へと堕ちていけばいいのだろう…。
榛名は先程とは全く違う優しい口調と指先で、憔悴した英人を抱き抱え、体を洗い始めた。
英人はどの性格が榛名なのか分からなくなってきていたが、自分が従順でいれば酷いことはされないのだと気付いた。
「このホテルが俺の所有物だと覚えておけ」
英人は朦朧とする頭で意味もほとんど理解できていなかったが、頷くことだけは忘れなかった…。

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コメント

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きゃ
コメントメグミ | URL | 2009-09-21-Mon 20:02 [編集]
元樹とは何もしてないのに~!

千城さん!英人を赦してあげて!
(私的には大好物な展開ですが)

次回更新お待ちしております
Re: きゃ
コメントきえ | URL | 2009-09-22-Tue 08:28 [編集]
メグミ様

おはようございます。相変わらずの遅レス申し訳ございません。

> 元樹とは何もしてないのに~!
>
> 千城さん!英人を赦してあげて!
> (私的には大好物な展開ですが)
たとえ元樹とは何もしていないですけど、触れられていた現場を目撃しただけに、怒り心頭だったようです。
あぁ…なんという我が儘王か…。
メグミ様のお喜びをいただけて良かったです。
でも英人が大人しくなってしまうから、もうこんな展開はないと思いますよ~。

> 次回更新お待ちしております
ありがとうございま~す♪
またいらしてください。
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