終業後 休日を前に 龍太の部屋でくつろぐ雅臣。
出てくるものはやっぱり手がかからない鍋だった。
お正月の残り物が詰め込まれているのだが、そのへんのこまかいことは気にしない雅臣だった。
雅臣「りゅうたぁ、そろそろさぁ、どっかさぁ 行かない?」
酔いが回れば我が儘も零れてくる。
休みも上司のはからいで組み合わせてもらっている。
それがまた、実体験となって『売り文句』にもなっているのだから、現場の声は強い。
今まで以上に資料(?)を揃えた雅臣に、反論してくる社員もいないというものだ。
望まれるのはなんだろうと、龍太もその矛先を伺うのだが・・・
龍太「このまえ、社長たち、アラスカに行ったらしいですね」
雅臣「(一気に目が覚める)アラスカっ?!なんで同行しますっていわなかったのっ?!」
龍太「いや・・・あの人レベルは勝手に移動できるし・・・」
雅臣「それでも~~~っ。現地で何かあった時のために~~~」
龍太「・・・何かあっても、俺たちよりテキパキと手配する人でしょうね」
そこは世界観というか背後の違いというのか・・・
たぶんその時点で、一緒に丸めこまれるのは自分たちだろう。
雅臣「(号泣)あーんっ、おーろらぁっっっっ」
龍太「ま、雅臣さんっ・・・、分かりました、近いうちに訪れられるように手配汲みますので」
雅臣「(^^)v 手配よろしくね」
龍太「何日間で行くか・・・見られるか・・・」
そこは社長の我が儘がないところだった。
一緒にいたなら、社長の我が儘としてなにもかもが延期でも延長でも超過でもできたのだろうけれど。
『同行』が大事だと思ったのはいうまでもなく。
もちろん高級ホテルの見学も含まれていたのだが。
社長だけでなく、秘書とも蜜なる連絡をとるものだと、龍太は心に誓った年始なのである。
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出てくるものはやっぱり手がかからない鍋だった。
お正月の残り物が詰め込まれているのだが、そのへんのこまかいことは気にしない雅臣だった。
雅臣「りゅうたぁ、そろそろさぁ、どっかさぁ 行かない?」
酔いが回れば我が儘も零れてくる。
休みも上司のはからいで組み合わせてもらっている。
それがまた、実体験となって『売り文句』にもなっているのだから、現場の声は強い。
今まで以上に資料(?)を揃えた雅臣に、反論してくる社員もいないというものだ。
望まれるのはなんだろうと、龍太もその矛先を伺うのだが・・・
龍太「このまえ、社長たち、アラスカに行ったらしいですね」
雅臣「(一気に目が覚める)アラスカっ?!なんで同行しますっていわなかったのっ?!」
龍太「いや・・・あの人レベルは勝手に移動できるし・・・」
雅臣「それでも~~~っ。現地で何かあった時のために~~~」
龍太「・・・何かあっても、俺たちよりテキパキと手配する人でしょうね」
そこは世界観というか背後の違いというのか・・・
たぶんその時点で、一緒に丸めこまれるのは自分たちだろう。
雅臣「(号泣)あーんっ、おーろらぁっっっっ」
龍太「ま、雅臣さんっ・・・、分かりました、近いうちに訪れられるように手配汲みますので」
雅臣「(^^)v 手配よろしくね」
龍太「何日間で行くか・・・見られるか・・・」
そこは社長の我が儘がないところだった。
一緒にいたなら、社長の我が儘としてなにもかもが延期でも延長でも超過でもできたのだろうけれど。
『同行』が大事だと思ったのはいうまでもなく。
もちろん高級ホテルの見学も含まれていたのだが。
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