和紀が持った割りばしで丸い玉は割られて ふーふーと息がかけられて
口元に届けられて日生はその味を堪能した。
茶色いソースとマヨネーズのこってりとしたものが口の中でハーモニーをうむ。
「おいしい？」
和紀に問われて うんうんと何度もうなずいた。
和紀に知り合ってから、日生はたくさんの美味しいものを食べさせてもらえている。
反抗など、まったく思い浮かばなかった。
割りばしで割られたものを口に運ばれて、その半分を和紀も口にして
「我ながらおいしいじゃーん」と喜ぶ姿を見ては、日生にも笑みが浮かぶというものだ。
「あっと、ソース付いちゃった」
日生の口端についてしまったものどうしようかと和紀はまわりを見渡した。
「まぁいっか。なめちゃえ」
すぐに拭いとるものが見当たらなければ自分の体が動く。
ぺろりと舌で綺麗にする様をほぼ全員が絶句で見守っていた。
周防だけが冷静に「和紀、日生に変な教育 するなよ」とつぶやく。
「へんな教育じゃないよっ。でもね、ひな。こういうのするのは俺だけだからね」
意味も分からないことを押し付けられて、やっぱり意味もわからなく、頷くしかなかった。
周防の前に届けられたものを、日生とは違ってつま楊枝一本で一口で収める姿に少しばかりの疑問もいだいた。
分かったように「ひなはやけどしちゃうから まだだめだよ」と まるかじりを咎められる。
なんにせよ、届けられる新しい味は日生にとって喜びでしかなかった。
「ちょっと見て回ってこよう」
それが和紀の邪魔にならないためなのか、周防の興味があるのか、日生に見せたいのかは疑問だが。
立ち上がった周防に日生も抱えられた。
「俺も一緒に行く。休憩とっていいっていうし」
気遣ってくれたことなのだとは周防はすぐに感じとれた。
あまり時間をかけずに 日生を遊ばせてあげればいいと、親心におもったものだ。
日生が喜びそうなブースに連れていくのは、下調べの結果か。
周防は何も文句も言わなかった。
水風船を釣れるコーナーに行って、日生の好きな色を聞きだし 「こうだよ・・・あ、切れちゃうよ・・・」とアドバイスをくわえつつ、失敗した日生に 結局好きな色の水風船をお土産としてもらっていた。
果物が売られるコーナーでは バナナとみかんを購入させ(←)兄弟なかよくベンチで食べている。
日生は、果物は全てむかれて届かれていたために、和紀がバナナの皮をむくのを不思議そうに眺めてしまった。
「ひな、一本食べられる？お兄ちゃんと半分こしようか」
仲むつまじい二人には かけられる言葉もない『父』で また微笑ましく笑みが浮かんだ。
やがて和紀には戻らなければならない時間が訪れていた。
いつまでも友人に頼るのは失礼だろう。
「親父 まだ見てくるんだろう」
「あぁ、そうだな。日生が飽きたら帰るが・・・」
「ひな、帰る前にまた会おうね」
もう一度の再会を願って、その場で和紀は別れの言葉を述べた。
やらなければならないことがあるのだとはなんとなしに気付いた日生だった。
迷惑になってはいけない・・・
日生は強く思う。
バイバイと手を振った和紀に日生も同じように振る舞う。
そのあと、周防が買ってくれたパックのジュースを、日生は掴み過ぎて服の上にこぼしてしまった。
「あ・・・」
ぴゅーっとストローの先から飛びたした様を見ては、周防は「おっとぉ」と取り上げてくる。
「つかんじゃったか。・・・和紀の所で着替えさせてもらおうか」
意味はわからなかったが粗相をしたことだけは分かって、怒られるのではないかと日生は脅えていた。
とりあえず、トートバッグに入っていたウェットティッシュで拭われた。
「清音さんが着替え、もたせてくれて助かったよ」
安堵した周防の言葉も、日生には理解できないものだった。
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まだ続くらしい。。。
口元に届けられて日生はその味を堪能した。
茶色いソースとマヨネーズのこってりとしたものが口の中でハーモニーをうむ。
「おいしい？」
和紀に問われて うんうんと何度もうなずいた。
和紀に知り合ってから、日生はたくさんの美味しいものを食べさせてもらえている。
反抗など、まったく思い浮かばなかった。
割りばしで割られたものを口に運ばれて、その半分を和紀も口にして
「我ながらおいしいじゃーん」と喜ぶ姿を見ては、日生にも笑みが浮かぶというものだ。
「あっと、ソース付いちゃった」
日生の口端についてしまったものどうしようかと和紀はまわりを見渡した。
「まぁいっか。なめちゃえ」
すぐに拭いとるものが見当たらなければ自分の体が動く。
ぺろりと舌で綺麗にする様をほぼ全員が絶句で見守っていた。
周防だけが冷静に「和紀、日生に変な教育 するなよ」とつぶやく。
「へんな教育じゃないよっ。でもね、ひな。こういうのするのは俺だけだからね」
意味も分からないことを押し付けられて、やっぱり意味もわからなく、頷くしかなかった。
周防の前に届けられたものを、日生とは違ってつま楊枝一本で一口で収める姿に少しばかりの疑問もいだいた。
分かったように「ひなはやけどしちゃうから まだだめだよ」と まるかじりを咎められる。
なんにせよ、届けられる新しい味は日生にとって喜びでしかなかった。
「ちょっと見て回ってこよう」
それが和紀の邪魔にならないためなのか、周防の興味があるのか、日生に見せたいのかは疑問だが。
立ち上がった周防に日生も抱えられた。
「俺も一緒に行く。休憩とっていいっていうし」
気遣ってくれたことなのだとは周防はすぐに感じとれた。
あまり時間をかけずに 日生を遊ばせてあげればいいと、親心におもったものだ。
日生が喜びそうなブースに連れていくのは、下調べの結果か。
周防は何も文句も言わなかった。
水風船を釣れるコーナーに行って、日生の好きな色を聞きだし 「こうだよ・・・あ、切れちゃうよ・・・」とアドバイスをくわえつつ、失敗した日生に 結局好きな色の水風船をお土産としてもらっていた。
果物が売られるコーナーでは バナナとみかんを購入させ(←)兄弟なかよくベンチで食べている。
日生は、果物は全てむかれて届かれていたために、和紀がバナナの皮をむくのを不思議そうに眺めてしまった。
「ひな、一本食べられる？お兄ちゃんと半分こしようか」
仲むつまじい二人には かけられる言葉もない『父』で また微笑ましく笑みが浮かんだ。
やがて和紀には戻らなければならない時間が訪れていた。
いつまでも友人に頼るのは失礼だろう。
「親父 まだ見てくるんだろう」
「あぁ、そうだな。日生が飽きたら帰るが・・・」
「ひな、帰る前にまた会おうね」
もう一度の再会を願って、その場で和紀は別れの言葉を述べた。
やらなければならないことがあるのだとはなんとなしに気付いた日生だった。
迷惑になってはいけない・・・
日生は強く思う。
バイバイと手を振った和紀に日生も同じように振る舞う。
そのあと、周防が買ってくれたパックのジュースを、日生は掴み過ぎて服の上にこぼしてしまった。
「あ・・・」
ぴゅーっとストローの先から飛びたした様を見ては、周防は「おっとぉ」と取り上げてくる。
「つかんじゃったか。・・・和紀の所で着替えさせてもらおうか」
意味はわからなかったが粗相をしたことだけは分かって、怒られるのではないかと日生は脅えていた。
とりあえず、トートバッグに入っていたウェットティッシュで拭われた。
「清音さんが着替え、もたせてくれて助かったよ」
安堵した周防の言葉も、日生には理解できないものだった。
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まだ続くらしい。。。
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日生の口元に たこ焼きのソース！
然らば この私が ( ^-^)_□ はい、ティッシュで ふきふき♪
…って
あぁ～ 和紀に先を越されちゃったよ～
しかも ベロンチョと舐めちゃってるし(*・ω・*) 照
日生がジュースを服に零した！
然らば この私が (ｏ･д･)っ□ はい、ハンカチで ゴシゴシ♪
…って
今度は 周防に先を越されちゃったよ～(*・ε・*)ﾑｰ
なんと ひなちゃん、今から 御着替えですか！
では 日生の御着替えを 手伝わせて頂きます(｀･ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!
さっきから ウロチョロして 邪魔なんだよ！εε=====≡ﾞヽ(#｀Д´)っ┌┛))ｳﾗｧｧｧォﾘｬ⌒ﾊﾞﾀｯ ○┼< ~ﾄﾞﾃｯ、あれ～何故に この様な事に～～～～！？
然らば この私が ( ^-^)_□ はい、ティッシュで ふきふき♪
…って
あぁ～ 和紀に先を越されちゃったよ～
しかも ベロンチョと舐めちゃってるし(*・ω・*) 照
日生がジュースを服に零した！
然らば この私が (ｏ･д･)っ□ はい、ハンカチで ゴシゴシ♪
…って
今度は 周防に先を越されちゃったよ～(*・ε・*)ﾑｰ
なんと ひなちゃん、今から 御着替えですか！
では 日生の御着替えを 手伝わせて頂きます(｀･ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!
さっきから ウロチョロして 邪魔なんだよ！εε=====≡ﾞヽ(#｀Д´)っ┌┛))ｳﾗｧｧｧォﾘｬ⌒ﾊﾞﾀｯ ○┼< ~ﾄﾞﾃｯ、あれ～何故に この様な事に～～～～！？
ふふふ。
イイネー、イイネー。
お兄ちゃんのフーフー、いただきました！
ひなたんの、初たこ焼き。はい、良いお顔よー。
ヒナパパ、シブッ。カシャカシャ。
・・・ん？あれは、オヤジじゃん。
隠れててもわかるぞ？あんな、怖いあんちゃんたちに囲まれてたら(笑)
ギャー、オヤジに気をとられてたら、お兄ちゃんがひなちゃんを舐めてる←少し違う
親子三人、ホノボノショット。
あ、ひなちゃんジュースこぼしちゃった。
何？着替えだぁ？撮らなくちゃ♪
・・・まだ、子供だから大丈夫？だよね？
さえさんにプリン貰えそうだなあ。
頑張る！
師匠は、さっきからうろちょろしてるけど。
あ、隊長だっ。デート？デート？
電話しちゃお。
♪♪♪♪泣かないでー
隊長、お気に入りみたいですね。タチヒロシ(笑)
イイネー、イイネー。
お兄ちゃんのフーフー、いただきました！
ひなたんの、初たこ焼き。はい、良いお顔よー。
ヒナパパ、シブッ。カシャカシャ。
・・・ん？あれは、オヤジじゃん。
隠れててもわかるぞ？あんな、怖いあんちゃんたちに囲まれてたら(笑)
ギャー、オヤジに気をとられてたら、お兄ちゃんがひなちゃんを舐めてる←少し違う
親子三人、ホノボノショット。
あ、ひなちゃんジュースこぼしちゃった。
何？着替えだぁ？撮らなくちゃ♪
・・・まだ、子供だから大丈夫？だよね？
さえさんにプリン貰えそうだなあ。
頑張る！
師匠は、さっきからうろちょろしてるけど。
あ、隊長だっ。デート？デート？
電話しちゃお。
♪♪♪♪泣かないでー
隊長、お気に入りみたいですね。タチヒロシ(笑)
プリン１個とひなちゃん写真交換で♪
貴賓席のきえちゃんにプリンとお茶の貢ぎものをお届け( ^-^)_旦～
貴賓席のきえちゃんにプリンとお茶の貢ぎものをお届け( ^-^)_旦～
日生のお世話をしたい方がたくさん(^_^)
影ながら見守ってくださる人がいっぱいいますね
今回書きたかったのは 人前でもちゆーしちゃう和紀でした
(お世話するのをみせたかったというか)
そして 狙われるΣ(￣□￣；)
写真撮影しても、売上金はたこ焼き屋にまきあげられそうです。
それかオヤジにおどされて・・・
ちーちゃん、写真一枚でプリンいっこだってぇ
でも撮り過ぎちゃだめだよ～
疲れた日生は 某喫茶店の呼び込みに誘われて ジュースとか飲むのかなぁ。
どこにでも監視カメラがありそうなのが怖いけど。
それがすべてちーちゃんにつながっていそうなところも・・・
どんだけ仕掛けたんだ～～～
皆様コメントありがとうございました
影ながら見守ってくださる人がいっぱいいますね
今回書きたかったのは 人前でもちゆーしちゃう和紀でした
(お世話するのをみせたかったというか)
そして 狙われるΣ(￣□￣；)
写真撮影しても、売上金はたこ焼き屋にまきあげられそうです。
それかオヤジにおどされて・・・
ちーちゃん、写真一枚でプリンいっこだってぇ
でも撮り過ぎちゃだめだよ～
疲れた日生は 某喫茶店の呼び込みに誘われて ジュースとか飲むのかなぁ。
どこにでも監視カメラがありそうなのが怖いけど。
それがすべてちーちゃんにつながっていそうなところも・・・
どんだけ仕掛けたんだ～～～
皆様コメントありがとうございました
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