R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。
瑛佑は自分の頬に伸びてきた手を掴んでは、指先にくちづけた。
美琴からあからさまな態度で寄りそってきてくれることは珍しい。
それだけ、不安に思わせる出来事があったのだと、瑛佑自身、自覚はあった。
怪我をしただけではない、瑛佑の過去をまた美琴に話して聞かせてしまったことは、どのように捉えられているのか…。
お互いを想う気持ちははっきりと知っていても、引っ張り出した思い出は重くのしかかってくる。
美琴が、瑛佑の人間性を過去の出来事とすべてひっくるめて受け入れてくれていることも承知していた。
そこに甘えたのは、やはり瑛佑のほうなのだろう。
第三者の存在をちらつかせることで不安を誘い、改めて今の想いを気付かせ、自分の気持ちを植え付ける。
自分のことを、まだまだ子供だと思う。
美琴に比べたら知識も教養もなく、頼りになどならないはずだ。
しかし、美琴は瑛佑のそばにいてくれる。そのことが、どれほどの自信につながるか、勇気となるか、今度こそは全てをかけて、守り抜きたいと強く思わせてくれるものになっていた。
闇の中にいるはずなのに、目が慣れてくれば、美琴の白い肌が透けて見えるようだった。
組み敷いた美琴の体のどこに打ち身が存在するのか、瑛佑は記憶していた。
そこに舌を這わせて、早く治るようにと舐めると、痛みとは違う快感に慄く体が震えた。
一緒に風呂に入りながら、美琴の肌に散らばる痣を恨めしく思った。
自分が付けた痕ならともかく、まだ無垢さを残した美琴を、汚されたような気分にさせてくれるものは、さっさと消えてほしいと、切に願ったものだ。
首筋に顔をうずめて柔らかな喉の肉に噛みついても、美琴は逃げを打つことはしない。
喰われることを恐れない態度は、心身共に委ねられている証拠でもあった。
…誰にも見せるなよ…、とは、瑛佑の内心の叫びだった。
割り切った人間関係を築き上げることのできる美琴が、必要にかられてナニカをした過去は見えてくるが、その時も、そんな時だからこそ、今ほど無防備な姿は晒していないだろう。
食いちぎられてもいいと、思ってくれている心の奥が表されている。
この際、のどに付けた噛み痕も、ぶつけた痣の一つと見てもらえばいい、と瑛佑は手加減なしに堂々と自分の痕跡を残した。
一日、美琴に触れられ続けたことが功を奏しているのか、瑛佑の動きは緩慢すぎるほどだった。
感じている美琴に気付いていながらも、焦らしていれば耐えきれないように美琴の腰が少し浮いて、敏感な部分を擦りつけてくる。
その時、無意識に立てた足首に力が入ったのか、小さな呻き声が上がった。
「美琴さん?…もう、欲しいんだったら欲しいって言ってよ」
咎める口調に、美琴の全身に朱が走るのが、暗闇の中でも伝わってくる。
気配だけで相手の行動も表情も見えてくるのは、きっとお互い様だろう。
口角をあげて、少し意地悪になった瑛佑の表情も美琴には見えているはずだ。
「な…っ、別に…」
きっと今は顔を背けたであろうことも…。
足先がシーツに当たって負担にならないようにと、両膝裏に腕を差し込んで持ち上げては割り開く。
屹立した性器に唇を寄せれば、濡れた感触が当たった。
普段は瑛佑ががっつきすぎることもあるのだろうが、美琴から強請ってくることは稀だった。
一日中付きっきりだったおかげで、瑛佑には余裕があったのかもしれない。
それでも美琴の願いは叶えてやりたい気持ちが湧くから、快感を与え続ける。
濡れそぼった雄芯を口に含み、舌を絡ませて吸いついたり蜜口に差し込んだりと繰り返すと、嬌声が響いた。
もっと声を上げさせたい。
きっと今夜は、降り続く雨音が流してくれるから、何も気にかけなくていいと。
後孔をほぐし、知った内壁を指で辿る。
快感の波をやり過ごそうと必死になる美琴を感じては、瑛佑も体を起こした。
くちづけを唇に落として、「美琴さんから離れないから…」と囁くと、小さくうなずいた気がした。
一つになれる"入口"に瑛佑が宛がう。美琴の体が一瞬強張り、その後、弛緩した。
注がれる全てを受け入れるのだと語るかのように。
「あ…っ、瑛佑…っ」
しっかりと抱きついてくる体を受け止めて、…今、ひとつになる…。
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お、終わらなかったねぇ…(´∀`;)
じゃあ、次回最終回ってことで…。(まぁ、いつものことだし)
瑛佑は自分の頬に伸びてきた手を掴んでは、指先にくちづけた。
美琴からあからさまな態度で寄りそってきてくれることは珍しい。
それだけ、不安に思わせる出来事があったのだと、瑛佑自身、自覚はあった。
怪我をしただけではない、瑛佑の過去をまた美琴に話して聞かせてしまったことは、どのように捉えられているのか…。
お互いを想う気持ちははっきりと知っていても、引っ張り出した思い出は重くのしかかってくる。
美琴が、瑛佑の人間性を過去の出来事とすべてひっくるめて受け入れてくれていることも承知していた。
そこに甘えたのは、やはり瑛佑のほうなのだろう。
第三者の存在をちらつかせることで不安を誘い、改めて今の想いを気付かせ、自分の気持ちを植え付ける。
自分のことを、まだまだ子供だと思う。
美琴に比べたら知識も教養もなく、頼りになどならないはずだ。
しかし、美琴は瑛佑のそばにいてくれる。そのことが、どれほどの自信につながるか、勇気となるか、今度こそは全てをかけて、守り抜きたいと強く思わせてくれるものになっていた。
闇の中にいるはずなのに、目が慣れてくれば、美琴の白い肌が透けて見えるようだった。
組み敷いた美琴の体のどこに打ち身が存在するのか、瑛佑は記憶していた。
そこに舌を這わせて、早く治るようにと舐めると、痛みとは違う快感に慄く体が震えた。
一緒に風呂に入りながら、美琴の肌に散らばる痣を恨めしく思った。
自分が付けた痕ならともかく、まだ無垢さを残した美琴を、汚されたような気分にさせてくれるものは、さっさと消えてほしいと、切に願ったものだ。
首筋に顔をうずめて柔らかな喉の肉に噛みついても、美琴は逃げを打つことはしない。
喰われることを恐れない態度は、心身共に委ねられている証拠でもあった。
…誰にも見せるなよ…、とは、瑛佑の内心の叫びだった。
割り切った人間関係を築き上げることのできる美琴が、必要にかられてナニカをした過去は見えてくるが、その時も、そんな時だからこそ、今ほど無防備な姿は晒していないだろう。
食いちぎられてもいいと、思ってくれている心の奥が表されている。
この際、のどに付けた噛み痕も、ぶつけた痣の一つと見てもらえばいい、と瑛佑は手加減なしに堂々と自分の痕跡を残した。
一日、美琴に触れられ続けたことが功を奏しているのか、瑛佑の動きは緩慢すぎるほどだった。
感じている美琴に気付いていながらも、焦らしていれば耐えきれないように美琴の腰が少し浮いて、敏感な部分を擦りつけてくる。
その時、無意識に立てた足首に力が入ったのか、小さな呻き声が上がった。
「美琴さん?…もう、欲しいんだったら欲しいって言ってよ」
咎める口調に、美琴の全身に朱が走るのが、暗闇の中でも伝わってくる。
気配だけで相手の行動も表情も見えてくるのは、きっとお互い様だろう。
口角をあげて、少し意地悪になった瑛佑の表情も美琴には見えているはずだ。
「な…っ、別に…」
きっと今は顔を背けたであろうことも…。
足先がシーツに当たって負担にならないようにと、両膝裏に腕を差し込んで持ち上げては割り開く。
屹立した性器に唇を寄せれば、濡れた感触が当たった。
普段は瑛佑ががっつきすぎることもあるのだろうが、美琴から強請ってくることは稀だった。
一日中付きっきりだったおかげで、瑛佑には余裕があったのかもしれない。
それでも美琴の願いは叶えてやりたい気持ちが湧くから、快感を与え続ける。
濡れそぼった雄芯を口に含み、舌を絡ませて吸いついたり蜜口に差し込んだりと繰り返すと、嬌声が響いた。
もっと声を上げさせたい。
きっと今夜は、降り続く雨音が流してくれるから、何も気にかけなくていいと。
後孔をほぐし、知った内壁を指で辿る。
快感の波をやり過ごそうと必死になる美琴を感じては、瑛佑も体を起こした。
くちづけを唇に落として、「美琴さんから離れないから…」と囁くと、小さくうなずいた気がした。
一つになれる"入口"に瑛佑が宛がう。美琴の体が一瞬強張り、その後、弛緩した。
注がれる全てを受け入れるのだと語るかのように。
「あ…っ、瑛佑…っ」
しっかりと抱きついてくる体を受け止めて、…今、ひとつになる…。
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お、終わらなかったねぇ…(´∀`;)
じゃあ、次回最終回ってことで…。(まぁ、いつものことだし)
美琴と瑛佑が、心も体も 満ち足りた時間を過ごしているね~
此処で終わったら 可哀想だよ!(o´・ω-)b ネッ♪
それでも いつかは 「最終回」は来るもの
それまでは 2人の好きな様に させてあげて下さいな♪
きえちんは、大変でしょうが…┗【●´Å`】┛┏【●_ _】┓ぉ願ぃ∪ます
此処で終わったら 可哀想だよ!(o´・ω-)b ネッ♪
それでも いつかは 「最終回」は来るもの
それまでは 2人の好きな様に させてあげて下さいな♪
きえちんは、大変でしょうが…┗【●´Å`】┛┏【●_ _】┓ぉ願ぃ∪ます
終わんなかった~~~(^_^;)
でも、挿入したらしいから、まぁ、こちらはこれでいいかなぁと…。
(えちを続けて書く気はないらしい←強引に終わりにする気らしい)
絆を確かめ合うことができたふたりのようです。
いろいろあった『ハイキング』だったね~。
いつもコメントありがとうございます。
なかなかレスできず、すみませんでした。
でも、挿入したらしいから、まぁ、こちらはこれでいいかなぁと…。
(えちを続けて書く気はないらしい←強引に終わりにする気らしい)
絆を確かめ合うことができたふたりのようです。
いろいろあった『ハイキング』だったね~。
いつもコメントありがとうございます。
なかなかレスできず、すみませんでした。
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