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BLの丘
月あかり 15(最終話)
2013-10-04-Fri  CATEGORY: 木漏れ日
【瀬見視点】

鳥海が羽後に出会ってから月日が早く感じられるほどに流れた。
鳥海なりに幾つもの企業をピックアップし、真剣に就職活動には取り組んでいたようだが、結局は深い部分まで話を聞いてしまった羽後の会社が第一候補となっていた。
そこはこの地にいられる点が強く働いているのだろうが、他に、ひょっとしたら瀬見の勤める姿を見られるかもしれないと、淡い期待を持っていることを知れば、フッと笑いがこぼれる。
こちらの支社は鳥海の実家から通うには少々距離がありすぎるだろう。
瀬見のこのマンションからも…。
あくまでも決まれば…の話だが、一緒に引っ越ししてしまうのも悪くないと思う。
それは他の企業になった場合も同じことで、条件さえ合えば、別々に暮らすなどは考えていなかった。

瀬見はいつも心に置いてある言葉を振り返る。
鳥海の母親が最初に告げた言葉だ。
『束縛して足枷になるようなことはしないでほしい』

誰だって自分の息子に、やりたいことが手にできて、生き生きと暮らしてくれることを願う。
瀬見が存在することで、鳥海が諦めたところはなかったのだろうか…。
あの言葉があったからこそ、鳥海に向ける言葉に躊躇いが生じたのも正直なところで、鳥海を甘やかすことはできても自分の本音はなかなか口にできなかった。
もちろん、元々の性格も大きく影響しているが。

素直で無垢で穢れを知らない人は、瀬見の提案にすぐに従ってくる。
そうなるように仕向けている影の努力に気付くこともなく、まるで当然のことだと言うように受け止めてくれる。
言葉に出来ない分、体で存在価値を刷り込ませていった。
鳥海を一番大事にするのは自分だと…。
そばにいて、かゆいところに手が届く存在は、自分しかいないのだと…。
何事にも真っすぐ進んでいく姿は、世間の波に揉まれた精神を安らかにしてくれ、また励まされる。
逆に翻弄させられることも多々あるが。
社会に出ても変わらないでいてほしいと願う。

週末はほぼ必ず鳥海は瀬見の部屋で過ごす。
最初の頃は、誰もいない部屋で待つことが苦手だったようだが、徐々に慣れてきたのか、金曜日の午後から来ることが増えた。
正直、あまり慣れてほしくない部分でもあった。
離れていくことの準備期間のように思えてくる。
大学を中心に鳥海の家と瀬見のマンションは反対方向になるので、直接来てしまった方が効率が良い点もあるから直行してくれるのだが。
瀬見の帰りが遅くなると分かっていても、大人しいものだ。
時に学校から持ち帰ってきたロボットの相手をしていて、「ただいま」の声に反応してくれないこともある。
どうやったら自分の思い通りに動くか、その組み立てに集中していれば邪魔をするのも気が引けるのだが…。
床にペタンと座って、幾種類もある線を自在に操っている。
その背中に近づいて抱きしめると、ハッとしたように振り返ってくる。
「あ、瀬見さん。おかえりなさい…」
気付けなかったことを後悔している表情が漂ったが、瀬見は気にしていないと伝えるようにこめかみにくちづけた。
こうして自分のそばにいてくれるだけで幸せを感じることができる。
昔は、近寄ってくる人間が、一定の期間を過ぎれば邪魔になったものだが、鳥海に関してはもっともっとと求めてしまう。
鳥海のほうから寄ってきてくれることに安堵する。
夢中になるものにまで嫉妬心を抱く自分自身に、苦笑を浮かべるくらいだった。
いつまでもこの幸せを守っていきたい。そのために何ができるだろうか…。
「またそれ、やってたんだ」
「うん…。これ、卒論に使おうかと思って…」
「なるほどね」
だったら余計に手を抜けないものになると納得した。

瀬見は支度を取りかえるために、隣の部屋に向かった。
徐々に鳥海の荷物が増えてきて、ここも手狭になりつつある。
二人で暮らすには無理があると改めて思い直して、鳥海の内定が決まり次第、物件を探そうと決めた。
「瀬見さ―ん、お母さんが肉じゃがと魚の煮付け、寄こしたよ」
カタカタと物を片付ける音を立てながら、鳥海が声を上げた。
…今日は一度家に帰ったのか…。
些細な会話の中から行動を探る。
さらに移動時間を考えたら、持ってくるのは大変だったろうに…とよぎった。
鳥海の母親から料理をもらうのは瀬見が車で乗り付けた時がほとんどだった。
自分が赴くことができず、苦労をさせてしまったと思う。
「大変だったんじゃないの?」
「平気。にぃに送ってもらったから」
「八竜に?」
壁に阻まれて顔が見えないが声だけは響いてくる。
聞けば、大学に藤里を迎えに来た八竜の車の中にはすでに積みこまれていて、鳥海は八竜に送り届けられたそうだ。
母親に強引に持たされたものを、鳥海に預けるだけにしてその場で別れられなかったのは、兄としての優しさがあるからだ。
こんな時、時間に都合を付けられる八竜を少々羨ましいと思ってしまう。
隣の芝生は青く見える、とはよく言ったものだ。

夕食をありがたくいただき、風呂場で一日の疲れを流して、のんびりとした気持ちで寛ぐ。
リビングの隅には、まとめて塊にされた機械が鎮座していた。
瀬見が帰ってくれば、鳥海はそれらに触れることはなくなる。
取り上げているようで心苦しくもなり、また、瀬見との時間を大切にされているようで嬉しさも湧いた。
随分と前、そういった"製作"の道に進まなくてもいいのかと尋ねたことがあった。
見ていれば見ているほど、本当は一から作り上げたい気持ちがあるのではないかと。
それこそが瀬見が足を引っ張っている結果ではないかと心配になる。
だが鳥海は、それはちょっと…と言葉を濁した。
仕事にまでしたくないという思いがあるらしい。
仕事では必ず成果を求められる。
鳥海にとっての物作りは、あくまでも趣味の範疇でしかなく、個人的に楽しむことが目的のようだった。
何よりも、嫌になったら途中でも投げだせる逃げ道が常にある。
誰にも咎められることなく、放棄することができるから、純粋に楽しめるのだろう。
これがチームを組んで意見し合う場所になったら、そうもいかない。

いつもいつも、この先に希望を持った青年が挫折することなく成長していってくれたらいいと願ってやまない。
鳥海なりに模索しているところもある。
もしも自分のそばから離れていかれるようなことがあったなら…。
以前、遠い場所で暮らすようになってしまっても、気持ちがあればどうにかなる、と鳥海に語ったことがあったが、建前でしかない。
毎日心を病ませてしまうのは想像に容易い。
こうして隣にいれば、顔が見られない環境がいかに辛いものになるのかを知っていくばかりだ。
すでに初期段階で良い返事をもらえなかった企業があることも鳥海からは聞いている。
鳥海なりの、瀬見に対する気遣いなのだろうが、落ち込むこともなく、「オレも乗り気じゃなかったから返って良かった」と笑った顔を見せて、何と声をかけていいのかが分からなく、ただ抱きしめた。
全ての企業がダメだったとき…。
考えたくはないが、最悪のパターンに陥る可能性はまだ残っている。

暗い考えを払拭するように鳥海をベッドに誘った。
照れくさそうな顔で、コクリと静かに頷いて顔を伏せてしまう。
可愛い仕草に笑顔がこぼれてしまう。
いつまでも見つめて、守っていきたい愛しい存在…。
星に願いを託すしかないのだろうか…。

時々、夜中に目が覚めて、自分に寄りそって眠る鳥海を確認しては吐息を漏らす。
一人鬱々としては、鳥海を起こさないように窓を開けてベランダに出た。
昼間とは違う凛とした空気が身を引き締めてくれるようだ。
見上げれば輝き続ける三日月が浮かんでいる。
どこにいてもこの月は見えるかもしれないけれど…。できることなら一緒に見上げていたい。
欠けていく様も、満ちていく姿も、一緒に実感していたい。
「鳥海…」
常に揺れ動く心の動揺を鎮めようと、大きく息を吸い込む。
本当に…、いつからこんな人間になってしまったのだろう…。
自然と浮かぶ苦笑は、過去の自分を嗤ったものだ。
冷静な態度の何が良かったのか…。感情が欠落していた人間だったと振り返った。
感情の起伏がある方が、断然充実感が違ってくる。
もう二度とあの頃には戻らないと心に刻みつける。

穏やかな明かりを見つめては、心も少しは落ちついただろうか。
鳥海の元に戻るために、瀬見は静かに温もりへと足を進めた。


瀬見は鳥海のスケジュールをほぼ網羅していた。
今日はどこの会社に向かっているとか、また内定がもらえた企業があったことなども。
だけど鳥海の心が本当の意味で晴れないのは、"本命"があったからだ。
普段と変わらない日常を繰り返している時、就業中であるのに鳴った携帯電話に一瞬眉をひそめる。
相手が鳥海だと分かれば躊躇うこともなかった。
「もしもし?」
『瀬見さんっ!来たよっ!内定、もらえたっっ!!』
あまりにも元気の良い声は、機械から洩れて近くにいた人間にまで聞こえただろう。
興奮しきりの姿が、否応にも目に浮かんでくる。
何が起こったのかはすぐさま理解できた。多くを語られなくても伝わってくるもの…。
その喜びようと言ったら…。
こちらのほうが目頭が熱くなってくる始末だ。
本当はもっと鳥海の話を聞いていたかったが、場所が場所なだけに、「おめでとう」と言うだけに留めた。
あまりの相好の崩れ方に誰もが一歩引いていたが瀬見は気にしなかった。
すぐに鳥海からのメールが届いて、そこには、電話で入社の確認をされた後、内定のメールが送られてきたとあった。
その内定書は添付されていたので瀬見も読むことができた。
後日郵送されるとも記されていた。
「良しっ」
小さく声を上げ、頬が緩みっぱなしの瀬見に向けられた由良の視線が合う。
…あぁ、もう、何でも奢ってあげたい気分だ…。
瀬見が親指を立てて見せれば、理解したような由良もフッと笑った。
羽後が一切関わっていないのを、一番由良が知っていたはず。
俄然、仕事に対する意欲を見せた姿には、嫌な顔をされたけれど…。

瀬見は今夜、鳥海の家に向かう旨をメールで返し、もう一度全ての文章を読み直してから、画面を閉じた。
着実に変わっていく未来がある。
…何があっても絶対に離さないから…。
強く強く、そう唱えた。

―完―


けいったん様がまた素敵詩を書いてくれました。
今回の瀬見の心情を詠ったものです。
ホント、そのまんま溢れていますよね~。
ありがとうございましたm(__)m


―月影―

真夜中、空を見上げれば 儚げに輝く月 
慰めてくれ この憂う心  凪さめてくれ この乱れる心

欠けては満ち 満ちては欠ける その移り変わる姿は 自らの心模様か
過去 過ぎた人に 後悔を馳せ、此今 訪れた人に 想い募らせ

君…いつまでも その手を離さないで 俺から
君…いつでも その瞳で見つめていて 俺を



※月影とは…漢字そのままの 月の影という意味と、真逆な 月の光という意味もあるそうです。
光りがある所には 必然的に 影も存在するからでしょうか
瀬見の光りと影なる心情を表しているような言葉だと 思いませんか?


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無事完結に辿りつけました。
そして今回、この長さっ!!!
2回に分けても良かったかなぁ…(でも最終回って言っちゃったし…)
またSSでなにか登場させたいなと思っております。
(これもSSといえる長さじゃないと思うけど…)
最後までお付き合い、ありがとうございました。
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トラックバック0 コメント8
コメント

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無事に完結ですね(o^-^o) ニコニコ♪
コメントけいったん | URL | 2013-10-04-Fri 15:13 [編集]
きえちんには 誤算だったかもしれないけど、
この番外編は 十二分に満足させられる長さと内容でだと思います。

以前から 気になる人ランキング上位の瀬見を 本編「木漏れ日」と番外編「月あかり」で じっくり観察できたしね!

しかし この番外編で いままで 由良や瀬見に押されて その存在が薄かった羽後雄和が 凄く素敵な男性だと 再確認させられたのは 私の嬉しい誤算です。
転勤と由利を独占とは、良い意味で 強かさがあって 好きだわぁ~
まぁ 周防さまには  勝てませんが…(//▽//)テヘ♪

きえちん、最終話に 私の駄詩を載せて下さって ありがとう。
皆様の お目汚しにならないかと 心配です。

次回は 皆のマスコット ひなちゃん主役の作品かな?
違ったとしても どんな作品でも楽しみにしてま~す♪(◎⌒○⌒◎)ノアイ 


お疲れ様です
コメントnichika | URL | 2013-10-04-Fri 16:50 [編集]
鳥海~会社に入って 帰るときには「お先に失礼します」って言うんだよ
ぁ 分かってるって

きえちん 完結 お疲れ様です SSでも鳥海登場させてくださいね

けいったんさん 久々に 素敵詩 酔わせていただきました Y乾杯~
また いつか ね
Re: 無事に完結ですね(o^-^o) ニコニコ♪
コメントたつみきえ | URL | 2013-10-04-Fri 21:24 [編集]
けいったんさま こんばんは~。

> きえちんには 誤算だったかもしれないけど、
> この番外編は 十二分に満足させられる長さと内容でだと思います。

えぇ~っ?! マジですか~っ!!??
そう言われると、舞い上がる…ヽ(゚∀゚)ノ~♪
嬉しい誤算です。

> 以前から 気になる人ランキング上位の瀬見を 本編「木漏れ日」と番外編「月あかり」で じっくり観察できたしね!

良かった~。
私も忘れていたものを思い出すことができました。
久し振りにじっくり書いた(←)感じがします。

> しかし この番外編で いままで 由良や瀬見に押されて その存在が薄かった羽後雄和が 凄く素敵な男性だと 再確認させられたのは 私の嬉しい誤算です。
> 転勤と由利を独占とは、良い意味で 強かさがあって 好きだわぁ~
> まぁ 周防さまには  勝てませんが…(//▽//)テヘ♪

雄和まで誤算…。
いや~ぁ、偶然の産物でした。
どうやら書いている私以上に読者様が深読みしてくださるので、薄っぺらなキャラが濃くなっちゃったりしますね。
どんな受け止められ方をしたのやら…。
雄和なんて、鳥海に刺激を与えてくれるだけの設定だったのに。
かなり腹黒かったね…。

> きえちん、最終話に 私の駄詩を載せて下さって ありがとう。
> 皆様の お目汚しにならないかと 心配です。

こちらこそ、花を添えていただきました。
私のつたない文章では表現できないところをしっかりカバーしていただけて感無量です!

新作はしばらくないかと思いますが…。
チョロチョロ書いて繋いでいきたいと思います。
コメントありがとうございました。
Re: お疲れ様です
コメントたつみきえ | URL | 2013-10-04-Fri 21:32 [編集]
nichika様 こんばんは~。

> 鳥海~会社に入って 帰るときには「お先に失礼します」って言うんだよ
> ぁ 分かってるって

そうそう(笑)
きちんと挨拶ができるようにならないとね~。
家に来たお客さんと雑談するのとは違うんだよ~。
そこのところはきっと手鳥脚砦(何でこう出る??? 手取り足取りで…)瀬見が頑張ることでしょう。

> きえちん 完結 お疲れ様です SSでも鳥海登場させてくださいね

また何かの機会に登場させたいです。
今度こそSSで(笑)

> けいったんさん 久々に 素敵詩 酔わせていただきました Y乾杯~
> また いつか ね

またみなさんで酒盛りができたらいいですね。
にっちん、恥ずかしがらずにバンバン参加しちゃってください。
楽しかったです。
コメントありがとうございました。
お疲れ様でした
コメントちー | URL | 2013-10-05-Sat 05:13 [編集]
いろいろな人が出てきて楽しかったぁ。
雄和さんが案外策士だってわかったし(笑)
瀬見ちゃん同期のハギーがあまり活躍しなかったのが残念と言えば、残念ですが。
双子ちゃんの強すぎる絆もイチャイチャも堪能できたし。
何より、崩壊する瀬見ちゃんがねえ。
大事なものを得て、アマアマ選手権出場にまっしぐらな瀬見ちゃん。
今までどんな付き合い方をしてきたのかは、想像するのはスッゴク簡単だけど。
鳥海くんが側にいる限りあんな日々には戻らないね。

若美庵にて。
続きを書いて良いものか思案中←するなっ
おつかれさまでした。
コメントすぎもと | URL | 2013-10-05-Sat 08:20 [編集]
「木漏れ日」と「月あかり」、とっても、とっても、楽しませて頂きました。
ありがとうございました。

「鳥海も藤里くんと似たようなこと、やってるよ」にメロメロでした。
子猫ちゃんたちのいちゃいちゃに、ちょっぴり妬いちゃう保護者。
漏れちゃった瀬見さんのらしくない一言に、やられちゃいました。
1発KO、ノックダウンです。

次作も期待してまーす\(^o^)/




ちーさま、書いて書いて~♪
Re: お疲れ様でした
コメントたつみきえ | URL | 2013-10-05-Sat 09:15 [編集]
ちーさま こちらでもおはようございます。

> いろいろな人が出てきて楽しかったぁ。
> 雄和さんが案外策士だってわかったし(笑)
> 瀬見ちゃん同期のハギーがあまり活躍しなかったのが残念と言えば、残念ですが。
> 双子ちゃんの強すぎる絆もイチャイチャも堪能できたし。
> 何より、崩壊する瀬見ちゃんがねえ。

もともとはちー様が、ツインズって言うから思いついたんだよ~(←今更言う)
どうにかしてツインズとモドキーズを合わせることはできないかと…。
ハギーはすっかり虐められっ子役になっちゃったので、今度登場する時は激甘(←それもいらない??)にしてあげたいです。
由良由利が揃うと、どうしてもね…。
そんな中でしたたかに動く雄和でした(笑)
意外な瀬見を見せられて、またこれも楽しんでいただけて良かったです。

> 若美庵にて。
> 続きを書いて良いものか思案中←するなっ

そこはもう、完結するまで続けていただきましょう(o´艸`o)
遠慮なく、何回も書きこんでくださいね。
コメントありがとうございました。
Re: おつかれさまでした。
コメントたつみきえ | URL | 2013-10-05-Sat 09:33 [編集]
すぎもとさま こちらにもありがとうございます。

> 「木漏れ日」と「月あかり」、とっても、とっても、楽しませて頂きました。
> ありがとうございました。
>
> 「鳥海も藤里くんと似たようなこと、やってるよ」にメロメロでした。
> 子猫ちゃんたちのいちゃいちゃに、ちょっぴり妬いちゃう保護者。
> 漏れちゃった瀬見さんのらしくない一言に、やられちゃいました。
> 1発KO、ノックダウンです。

この番外はすっかり、瀬見のドタバタ劇みたいになっちゃいました。
沈着冷静だった男も、一人の愛しい人を前に、翻弄されまくり…といったような。
瀬見ってば、双子を前にして「君たちもだよ」ってさりげなく教えて嫉妬を表していましたね。
瀬見らしくない態度とは、職場の人も驚いたことでしょう。
きっとこの先、由良は職場で、目を見開くこと、多々ありそうです(そこは同僚の特権)

> ちーさま、書いて書いて~♪

私も期待しています。
(自キャラが人の手で動くってめっちゃ楽しーヽ(゚∀゚)ノ)
すーさんも思っていること、吐き出してくださいね。
コメントありがとうございました。
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