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BLの丘
かけがえのない日々のはじまり 4
2010-01-29-Fri  CATEGORY: かけがえのない日々
R18 性描写があります。閲覧ご注意願います。
ただのえっちじゃん…
って思われた方、本当にごめんなさいm(__)m


日野の上に跨ったまま、膝立ちになった神戸が掌にローションを出して自らの後ろへと回す。
自分の孔に塗りたくっている光景を見ているだけで、日野はもっと興奮を覚える自分を知った。
「あ…ん…」
小さく漏れる吐息…。
ぐちゅぐちゅという水音が聴覚まで犯すようだった。
目を閉じ、指の動きを感じるように、己で準備を始める姿は妖艶としか言いようがない。

「神戸さん、ねぇ、やってあげる…」
日野とて、全く知識がないわけではない。
やり方さえ教えてもらえれば、要領を掴むのは得意なくらいだった。
上半身を起こし、神戸の身体を引き寄せれば、呼吸を乱し赤らめた顔が肩の上に落ちてきた。
「…ん…、でも、これくらいは…」
「いいから…」

何かを吐き出してしまいたそうな身体だった。取り憑かれているようにも見える。
どれほどの悩みが彼を取り巻いているのだろう。
燻っている物を吐き出せる手伝いができるなら…と日野は思う。

後ろに回った神戸の手をそっとどかし、隠れた場所に自分の指を這わせる。ローションの滑りで容易く日野の指を飲みこんでいった。
「あぁ…」
弱弱しい呼吸が日野の肌の上を流れていく。

神戸の中は熱かった…。

最初は緩く擦っていたのに、じれったそうに神戸の腰が動いた時、もっと強い刺激が欲しいのだと悟った。
日野の指をどこかに導こうとする動きのようでもあった。
日野は指を奥まで入れて少しかきまわしてやった。
入口は狭いのに、中は柔らかくて内壁が指に絡みついてくる。
突然「ああっっ!!」と神戸の身体が大きく震えた。
「え?」と思いながら慎重に指を動かせば、小さな膨らみがあるのが分かる。

「ここ?」
「あっ!だめっ!…そんなにっ…っ」
日野に寄りかかった身体が一層の熱を持った。神戸の膝ががくがくしている。
神戸がこんなに乱れるとは思ってもいなかった。
この部分がどれほどの強烈な刺激を与えるのか、日野には分からない。

「…指、増やして…。…もう少ししたら、挿れられる、から…」
こんなに狭い部分に入るのだろうか…という疑問を持ちながら、神戸の指示通りに弄ってみれば神戸の屹立からぽとりと滴がしたたった。
つたない動きのはずなのに、感じてくれているのか…。

暫く抜き差しを繰り返したところで、「あぁ、もう…」と、がまんできないと言うように神戸の腰が細かく振動する。
横にしてやったほうがいいのだろうかと思って尋ねてみれば首を振られた。
「いい…、乗りたい…」

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Presentは休みってことで…。
書けないんです。本当にごめんなさい。
拍手もらえたらまた次も書けそうです…。

カウンター22222の方、おめでとうございます。なにかお礼を( ^^) _U~~
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