信楽に煽られてもう一度の挿入に信楽の若さも感じる。
今度は苦しみのない放出を果たした。素直に放たれる幸福感は嬉しかったが、”極めた興奮”とは違っていた。
もう少し、”我慢”させてほしいとも思えるもの…。
ギリギリまで耐えることは、一つの快感だ。
続けざまの放出で、違いを感じ取った。
もう一度差し込まれた信楽も満足を得たように微笑んでくれる。
それはそれで嬉しい。
だけど今度は…。『また縛って』と望むだろう。
信楽の放出ももちろん望むのだけれど…。
旭が新たに求めたものは、なんなのだろう。
幾度でも旭の体で満たされてくれること。旭と相性が合うのだと、感じさせてくれること…。
何度目かの放出を果たして、全く動く気を無くした旭を、信楽は無理として動かそうとしなかった。
その優しさが、やはり嬉しい。
「シャワーを浴びよう」と言った信楽に連れられて、抱かれてまたバスルームに連れられた。
横にして抱かれていく…。大事に扱われているのだと分かる瞬間。
ぞんざいにされない存在は、ますます旭を盛り上げていく。
バスルームに下ろされて汚れた体を洗われて…。
触れてくる全てが暖かくて、次の興奮を生みだした。
それを感じられたくなくて、力が籠るのだけれど…。
弛緩した体は羞恥があっても逆らいようがなく、足を広げ、差し込まれる指も受け入れた。
白濁を零す姿を見られて、だけど抱きしめられては何もかもが消えていく。
「んっんっ」
「旭…。さすがにこれ以上付き合える体力はなかったりするよ」
控え目だったりするのだろうか。
信楽は苦笑いだ。
厭らしさを宥める信楽の発言に、絶え間なく勃起する姿勢になっている自身に、より一層の羞恥が湧いた。
「や…」
旭のその言葉を、どう理解するのだろう。
信楽は軽く洗い流すだけにして、バスルームを後にしてくれた。
…もっと…。
期待するのは浅ましい証拠なのだろうか。
翌日の仕事のことなど考えたら、これ以上の無茶は避けるべきだろう。
信楽に求めてもらえたと思えるだけで満足するべきなのだろう。
今は、旭を”特別”に思ってくれているはずだ。
バスルームから連れ出され、新しいシーツに寝そべらせられて。
ベッドに横にされたとたん、『くぅぅぅっ』と腹音がした。
確かにまだ、早い時間ではあるのかもしれないけれど…。
今日、旭は伊吹に投げ打って、昼食すらまともにとっていなかったのだ。
それを聞いては、くくくっと信楽から笑みがこぼれた。
伊吹との喧嘩腰の内容など、本当のことは言えないでいるが。
「夕ご飯、まだだよね。何か作ってあげる」
身動きのとれない旭を知っている。そして、食事など作れないことも。
「あ…」
「すぐできるから。…ただ、そのあと、仕事をちょっとさせてほしいんだ…」
手際の良い信楽が簡単に夕食を用意できてしまうのはなんとなく知れた。
そして、突然現れた旭のせいで、自宅での仕事の邪魔をしてしまったことを改めて知る。
「ごめ…」
背後に投げかけられる謝罪に嫌悪もなく、ふわっと微笑んでくれる表情。
笑みを残して信楽は部屋を出ていった。
「旭が毎日ここにいたら、あたりまえになる”日常”だよ」
言葉の意味を理解できないでいる。
“毎日”…。
伊吹が暮らした空間ということだろうか…。
伊吹はずっとここに住んでいた。
そこから出ていってしまった人。
…毎日…。
「信楽さんっ、それって引っ越ししてきていいってことっ?!」
閉じられた扉。木霊する部屋。
雑多に散らかった自分の部屋とは明らかに違って、突然訪れても綺麗に整理整頓された部屋…。
はっきりと物事を伝えてこない信楽だけど、深く読みとったら真意は探れる。
旭はなんでも口にしてしまう分、信楽が絶妙に抑制して周りに気を使ってくれる。
一緒にいて、これほど良いコンビネーションはありえないだろう。(←旭の勝手な思い込み)
一応、下半身にバスタオルを巻いただけの状態で部屋の扉をあけ、リビングダイニングに飛び込むと、またふわりとした笑顔に迎えられた。
信楽は軽く羽織ったTシャツと短パンの軽装で、冷蔵庫を覗いていた。
「どうしたの?」
日常会話でも繰り広げるのかといった落ち着きに、旭のほうが、独りよがりかと焦りが生まれる。
「だって、…ごはん…」
この場だけで済ませたくない旭の心情を理解するのだろう。
「毎日食べにくればいいじゃない」
手伝えとか、手伝うとか、そんなのではなくて、核心を突いてくれる答え。
全部繋がっている…。
伊吹が出たその後を、完全に旭に譲り渡してくれている。
…毎日…。
それは信楽にとって、一種の浮気確認でもあるのだろう。
信楽が望むのであれば、毎夜、この体を確認されてもいいと思った。むしろそのほうが安心する。
常に信楽に求めてもらえる存在…。
「し…」
「離れて。そんな格好で近付かれて火傷されても困るから。熱いのは俺だけでいいだろう?」
タオルを巻いただけの存在は軽くくちづけられて、すぐに突き放された。
一挙一動、なにもかもがかっこいいし、それが自分のものになるのだと思うと更なる興奮を纏った。
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30話で終わりにしようとしていたのに…。
えちが長すぎてだめだこりゃ┐( ̄ヘ ̄)┌ ァァァ
だけどそろそろ終盤には向かわないとね。
みんなが幸せになれたんだ~って思ったら確認のごあいさつで4P(←バキッ)……、あ、だめですよね。
えーと、旭の胎内に発信機とか埋まっていそうです…。(嘘です)
今度は苦しみのない放出を果たした。素直に放たれる幸福感は嬉しかったが、”極めた興奮”とは違っていた。
もう少し、”我慢”させてほしいとも思えるもの…。
ギリギリまで耐えることは、一つの快感だ。
続けざまの放出で、違いを感じ取った。
もう一度差し込まれた信楽も満足を得たように微笑んでくれる。
それはそれで嬉しい。
だけど今度は…。『また縛って』と望むだろう。
信楽の放出ももちろん望むのだけれど…。
旭が新たに求めたものは、なんなのだろう。
幾度でも旭の体で満たされてくれること。旭と相性が合うのだと、感じさせてくれること…。
何度目かの放出を果たして、全く動く気を無くした旭を、信楽は無理として動かそうとしなかった。
その優しさが、やはり嬉しい。
「シャワーを浴びよう」と言った信楽に連れられて、抱かれてまたバスルームに連れられた。
横にして抱かれていく…。大事に扱われているのだと分かる瞬間。
ぞんざいにされない存在は、ますます旭を盛り上げていく。
バスルームに下ろされて汚れた体を洗われて…。
触れてくる全てが暖かくて、次の興奮を生みだした。
それを感じられたくなくて、力が籠るのだけれど…。
弛緩した体は羞恥があっても逆らいようがなく、足を広げ、差し込まれる指も受け入れた。
白濁を零す姿を見られて、だけど抱きしめられては何もかもが消えていく。
「んっんっ」
「旭…。さすがにこれ以上付き合える体力はなかったりするよ」
控え目だったりするのだろうか。
信楽は苦笑いだ。
厭らしさを宥める信楽の発言に、絶え間なく勃起する姿勢になっている自身に、より一層の羞恥が湧いた。
「や…」
旭のその言葉を、どう理解するのだろう。
信楽は軽く洗い流すだけにして、バスルームを後にしてくれた。
…もっと…。
期待するのは浅ましい証拠なのだろうか。
翌日の仕事のことなど考えたら、これ以上の無茶は避けるべきだろう。
信楽に求めてもらえたと思えるだけで満足するべきなのだろう。
今は、旭を”特別”に思ってくれているはずだ。
バスルームから連れ出され、新しいシーツに寝そべらせられて。
ベッドに横にされたとたん、『くぅぅぅっ』と腹音がした。
確かにまだ、早い時間ではあるのかもしれないけれど…。
今日、旭は伊吹に投げ打って、昼食すらまともにとっていなかったのだ。
それを聞いては、くくくっと信楽から笑みがこぼれた。
伊吹との喧嘩腰の内容など、本当のことは言えないでいるが。
「夕ご飯、まだだよね。何か作ってあげる」
身動きのとれない旭を知っている。そして、食事など作れないことも。
「あ…」
「すぐできるから。…ただ、そのあと、仕事をちょっとさせてほしいんだ…」
手際の良い信楽が簡単に夕食を用意できてしまうのはなんとなく知れた。
そして、突然現れた旭のせいで、自宅での仕事の邪魔をしてしまったことを改めて知る。
「ごめ…」
背後に投げかけられる謝罪に嫌悪もなく、ふわっと微笑んでくれる表情。
笑みを残して信楽は部屋を出ていった。
「旭が毎日ここにいたら、あたりまえになる”日常”だよ」
言葉の意味を理解できないでいる。
“毎日”…。
伊吹が暮らした空間ということだろうか…。
伊吹はずっとここに住んでいた。
そこから出ていってしまった人。
…毎日…。
「信楽さんっ、それって引っ越ししてきていいってことっ?!」
閉じられた扉。木霊する部屋。
雑多に散らかった自分の部屋とは明らかに違って、突然訪れても綺麗に整理整頓された部屋…。
はっきりと物事を伝えてこない信楽だけど、深く読みとったら真意は探れる。
旭はなんでも口にしてしまう分、信楽が絶妙に抑制して周りに気を使ってくれる。
一緒にいて、これほど良いコンビネーションはありえないだろう。(←旭の勝手な思い込み)
一応、下半身にバスタオルを巻いただけの状態で部屋の扉をあけ、リビングダイニングに飛び込むと、またふわりとした笑顔に迎えられた。
信楽は軽く羽織ったTシャツと短パンの軽装で、冷蔵庫を覗いていた。
「どうしたの?」
日常会話でも繰り広げるのかといった落ち着きに、旭のほうが、独りよがりかと焦りが生まれる。
「だって、…ごはん…」
この場だけで済ませたくない旭の心情を理解するのだろう。
「毎日食べにくればいいじゃない」
手伝えとか、手伝うとか、そんなのではなくて、核心を突いてくれる答え。
全部繋がっている…。
伊吹が出たその後を、完全に旭に譲り渡してくれている。
…毎日…。
それは信楽にとって、一種の浮気確認でもあるのだろう。
信楽が望むのであれば、毎夜、この体を確認されてもいいと思った。むしろそのほうが安心する。
常に信楽に求めてもらえる存在…。
「し…」
「離れて。そんな格好で近付かれて火傷されても困るから。熱いのは俺だけでいいだろう?」
タオルを巻いただけの存在は軽くくちづけられて、すぐに突き放された。
一挙一動、なにもかもがかっこいいし、それが自分のものになるのだと思うと更なる興奮を纏った。
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30話で終わりにしようとしていたのに…。
えちが長すぎてだめだこりゃ┐( ̄ヘ ̄)┌ ァァァ
だけどそろそろ終盤には向かわないとね。
みんなが幸せになれたんだ~って思ったら確認のごあいさつで4P(←バキッ)……、あ、だめですよね。
えーと、旭の胎内に発信機とか埋まっていそうです…。(嘘です)
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旭も信楽さんも良かったね。
そうかあ、ラストは伊吹と甲賀で・・・←実は、ちょこっと考えてた(笑)
旭の調教も無事に終わったようで。
スゴいなあ、信楽さんてば。
信楽さんの旭調教日記とかないかなあ。
(はい、想像しますってばぁ)
そうかあ、ラストは伊吹と甲賀で・・・←実は、ちょこっと考えてた(笑)
旭の調教も無事に終わったようで。
スゴいなあ、信楽さんてば。
信楽さんの旭調教日記とかないかなあ。
(はい、想像しますってばぁ)
ちー様
おはようございます。
> 旭も信楽さんも良かったね。
> そうかあ、ラストは伊吹と甲賀で・・・←実は、ちょこっと考えてた(笑)
>
> 旭の調教も無事に終わったようで。
> スゴいなあ、信楽さんてば。
> 信楽さんの旭調教日記とかないかなあ。
> (はい、想像しますってばぁ)
伊吹と甲賀!! 出ませんよ~。
あいつらは脇役ですので(笑)
あのふたりが酷いことをしてくれたおかげで信楽も旭に出会えましたね(←)
信楽にべったりとくっついてくるように、うまく仕込みました。
飴と鞭、しっかり使い分けることでしょう。
調教日記?! そんなもの書けるわけないじゃないですか。
ハイ、思いっきり想像してください。
あんなことコンナコト、お縛りでも吊るしでも放置でも。
悶絶する旭を見て楽しんでいる信楽とかね。
コメントありがとうございました。
おはようございます。
> 旭も信楽さんも良かったね。
> そうかあ、ラストは伊吹と甲賀で・・・←実は、ちょこっと考えてた(笑)
>
> 旭の調教も無事に終わったようで。
> スゴいなあ、信楽さんてば。
> 信楽さんの旭調教日記とかないかなあ。
> (はい、想像しますってばぁ)
伊吹と甲賀!! 出ませんよ~。
あいつらは脇役ですので(笑)
あのふたりが酷いことをしてくれたおかげで信楽も旭に出会えましたね(←)
信楽にべったりとくっついてくるように、うまく仕込みました。
飴と鞭、しっかり使い分けることでしょう。
調教日記?! そんなもの書けるわけないじゃないですか。
ハイ、思いっきり想像してください。
あんなことコンナコト、お縛りでも吊るしでも放置でも。
悶絶する旭を見て楽しんでいる信楽とかね。
コメントありがとうございました。
きえさん、きえさん?
私、吊るしたり縛ったりなんて考えてないですって!
調教日記と言うか育児日記的な(笑)
今日の旭。
ちょっと、意地悪したら泣きそうだった。可愛くてどうしよう。
みたいな感じですよー。
きちくじゃないから。
私。本当だよ。
ひなちゃんに癒されてこようっと。
私、吊るしたり縛ったりなんて考えてないですって!
調教日記と言うか育児日記的な(笑)
今日の旭。
ちょっと、意地悪したら泣きそうだった。可愛くてどうしよう。
みたいな感じですよー。
きちくじゃないから。
私。本当だよ。
ひなちゃんに癒されてこようっと。
あー。
ちー様こんにちは~。(ちょっと書きに来たらコメがありましたわ♪)
> きえさん、きえさん?
>
> 私、吊るしたり縛ったりなんて考えてないですって!
> 調教日記と言うか育児日記的な(笑)
>
> 今日の旭。
> ちょっと、意地悪したら泣きそうだった。可愛くてどうしよう。
>
> みたいな感じですよー。
> きちくじゃないから。
> 私。本当だよ。
>
> ひなちゃんに癒されてこようっと。
あれ?
きちくちー様だから、てっきり…(ボソボソ)
好みに育てていく。そうですね、調教より、飼育日記でしょうか。
旭、ホント健気で可愛いと思いますよ。
素直だし。
意地悪しても意地悪だと気付かなかったりね。
泣きそうになってもすかさず信楽が手を差し伸べて、いい子いい子して誤魔化されていそうです。
再読、本当にありがとうございます。
(ひなの続きをどこかに書いて…どこにしまったか忘れた…←)
コメントありがとうございました。
ちー様こんにちは~。(ちょっと書きに来たらコメがありましたわ♪)
> きえさん、きえさん?
>
> 私、吊るしたり縛ったりなんて考えてないですって!
> 調教日記と言うか育児日記的な(笑)
>
> 今日の旭。
> ちょっと、意地悪したら泣きそうだった。可愛くてどうしよう。
>
> みたいな感じですよー。
> きちくじゃないから。
> 私。本当だよ。
>
> ひなちゃんに癒されてこようっと。
あれ?
きちくちー様だから、てっきり…(ボソボソ)
好みに育てていく。そうですね、調教より、飼育日記でしょうか。
旭、ホント健気で可愛いと思いますよ。
素直だし。
意地悪しても意地悪だと気付かなかったりね。
泣きそうになってもすかさず信楽が手を差し伸べて、いい子いい子して誤魔化されていそうです。
再読、本当にありがとうございます。
(ひなの続きをどこかに書いて…どこにしまったか忘れた…←)
コメントありがとうございました。
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