R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。
香春の震えを嘉穂も感じたのだろうか。動きが一瞬止まった。
『好き』…。その声に反応したようにも思えた。
「嘉穂くん…。好きだよ…」
戸惑わせないようにもう一度囁いてみた。
驚いたような、だけれど苦しそうな顔が見下ろしてくる。
嘉穂は何を考えているのだろうか…。香春は分からなくて不安になって、また「嘉穂くん…」と呼びかけてしまう。
温かな唇がまた降ってきた。
…キスって気持ちいい…。
そう思わせてくれる、口腔内の蠢きが感じられる。
嘉穂の手が、自分でも見たことのない場所を擦ってくる。
「ここ…。ここで、繋がるんだって…」
体の中に誰かを受け入れることは、"特別"なことなのだとどこかで聞いた。
今がその瞬間なら受け入れるべきだと思う。
それでも嘉穂には戸惑いがあるのだろうか。ぎこちない動きはまた、香春までも不安にさせた。
お互いに知らないことだらけだと、この時にも思う。
もしかしたら、嘉穂はすでに、誰かと関係があったのかという不安は、このぎこちなさのもとで吹っ飛んでいった。分からないから、ためらうのだ。
後孔の上を嘉穂の指がさする。
小さくて窮屈な場所に、嘉穂のナニが打ち込まれるのだろうか。
想像しただけで怖くもあったが、それで嘉穂の全てが手にいれられるのなら…。
躊躇うことなどなかった。
「好きにして…」
大人っぽいセリフを吐いた。嘉穂の好きに弄っていいと訴える。
嘉穂はまたくちづけて、最後の躊躇いを振り払ったようだった。
「香春…。好きだよ…。誰よりも、大事にしたいんだ…」
嘉穂の全ての思いだと香春は受け取った。それがどれだけ嬉しいものになるのか、嘉穂は知るのだろうか…。
きつく抱きしめていた腕の力を解くと、スッと嘉穂の体が滑り落ちていく。
汚れた場所であるはずなのに、小さな性器を嘉穂の口の中に収められた。
ぬるりとした、とても温かい口腔内に全身が戦慄く。
「あ…っ、嘉穂く…んっ」
じゅるっといやらしい音が響いてきた。
気持ち良すぎて自分が分からなくなる。
「あ…、あぁ…」
香春は分からない喘ぎを口から零す。
その言葉までも拾うかのように、嘉穂は香春の滴を舌先で掬った。
唇を離して、嘉穂が少しだけ香春から離れた。気持ち良さからも離されて、香春は「なに?」と動きを追ってしまう。
どこに隠していたのだろうか。ベッドの下から、嘉穂は何かを引っ張り出してきた。
一つはどこかで見たことがある、包み紙。もうひとつは母親が使う美容液のような容器だった。
「福智さんが、絶対使え…ってくれたの…」
コンドームとローションは、大人だからこそ手に入れられるものなのだろうか。
卑猥なことしか思い浮かばないそれぞれに顔を赤くしたが、香春のことを思って準備してくれたと分かれば照れは消えていった。
今更、全身を曝け出しているのだから、羞恥心は違うのかもしれない。
美容液に似た、ぬるりとしたものを嘉穂は掌に取り出した。
福智に聞いたというのだから、その手順まで教えられたのだろう。今度、どんな顔をして福智に会えばいいのかと戸惑いも襲ったが、頼りになるお兄さんの印象は強くなるばかりだ。
自分たちのことを蔑ろにされているのかと不満を持ったこともあったが、心の底では心配されていたと知る。だからこそ、教えられた、アレコレ。
冷たい液体が体の奥に繋がる場所に付けられて、ビクッと震える。
それに嘉穂も動きを止めた。
「いや?」
拒絶されているのかと思われるのは本意ではなくて、首を横に振った。嘉穂の好きにしていいと言ったのは自分だ。覚悟くらいできている、と一層、足を開いてみた。
液体に塗られた場所が、冷たかったはずなのにじんわりと温かくなっていく。嘉穂の指がきゅっきゅっとさすって、小さな入口をまさぐった。
「あっ」
どうしたって声が漏れてしまって、香春は怖さから逃れるためもあって、枕に顔を埋める。
汗ばんだ嘉穂が萎えかけた性器を舐めとった。
「いやだったらいやって言って…。香春に酷いことはしたくないんだ…」
ずっと堪えていたものがこぼれ出す。こうなることが怖かったから、嘉穂は香春を避け続けた。それが分かれば怖がることなんてしたくない。
怖いだなんて言えない…。
香春は首をプルプルと振る。
「いやなんかじゃないよ…。分かんなくて…。でも僕、嘉穂くんのものになりたい…」
勇気を出して口にした言葉は、しっかりと嘉穂の耳に届いている。
「香春…」
嘉穂のドクドクとした剛棒が太腿の上で蠢いた。
続いて「待てそうにない…」と呟かれた。
何のことだと香春は見つめ上げる。
強張った嘉穂の顔は見たことがなくて、何か失敗したのかと不安になった。しかし嘉穂は香春の頬に手を当てて、「我慢できない…」と、また言葉を重ねてきた。
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福智ぃぃぃっ。あんたって人は(義)弟に何を教えているのっっっっヽ(`Д´)ノ
保健体育の先生役もするのか…。
また兄(筑穂)は卒倒するよぉ。
穂波の時だって大変だったのにね…。→行ってみよう♪
香春の震えを嘉穂も感じたのだろうか。動きが一瞬止まった。
『好き』…。その声に反応したようにも思えた。
「嘉穂くん…。好きだよ…」
戸惑わせないようにもう一度囁いてみた。
驚いたような、だけれど苦しそうな顔が見下ろしてくる。
嘉穂は何を考えているのだろうか…。香春は分からなくて不安になって、また「嘉穂くん…」と呼びかけてしまう。
温かな唇がまた降ってきた。
…キスって気持ちいい…。
そう思わせてくれる、口腔内の蠢きが感じられる。
嘉穂の手が、自分でも見たことのない場所を擦ってくる。
「ここ…。ここで、繋がるんだって…」
体の中に誰かを受け入れることは、"特別"なことなのだとどこかで聞いた。
今がその瞬間なら受け入れるべきだと思う。
それでも嘉穂には戸惑いがあるのだろうか。ぎこちない動きはまた、香春までも不安にさせた。
お互いに知らないことだらけだと、この時にも思う。
もしかしたら、嘉穂はすでに、誰かと関係があったのかという不安は、このぎこちなさのもとで吹っ飛んでいった。分からないから、ためらうのだ。
後孔の上を嘉穂の指がさする。
小さくて窮屈な場所に、嘉穂のナニが打ち込まれるのだろうか。
想像しただけで怖くもあったが、それで嘉穂の全てが手にいれられるのなら…。
躊躇うことなどなかった。
「好きにして…」
大人っぽいセリフを吐いた。嘉穂の好きに弄っていいと訴える。
嘉穂はまたくちづけて、最後の躊躇いを振り払ったようだった。
「香春…。好きだよ…。誰よりも、大事にしたいんだ…」
嘉穂の全ての思いだと香春は受け取った。それがどれだけ嬉しいものになるのか、嘉穂は知るのだろうか…。
きつく抱きしめていた腕の力を解くと、スッと嘉穂の体が滑り落ちていく。
汚れた場所であるはずなのに、小さな性器を嘉穂の口の中に収められた。
ぬるりとした、とても温かい口腔内に全身が戦慄く。
「あ…っ、嘉穂く…んっ」
じゅるっといやらしい音が響いてきた。
気持ち良すぎて自分が分からなくなる。
「あ…、あぁ…」
香春は分からない喘ぎを口から零す。
その言葉までも拾うかのように、嘉穂は香春の滴を舌先で掬った。
唇を離して、嘉穂が少しだけ香春から離れた。気持ち良さからも離されて、香春は「なに?」と動きを追ってしまう。
どこに隠していたのだろうか。ベッドの下から、嘉穂は何かを引っ張り出してきた。
一つはどこかで見たことがある、包み紙。もうひとつは母親が使う美容液のような容器だった。
「福智さんが、絶対使え…ってくれたの…」
コンドームとローションは、大人だからこそ手に入れられるものなのだろうか。
卑猥なことしか思い浮かばないそれぞれに顔を赤くしたが、香春のことを思って準備してくれたと分かれば照れは消えていった。
今更、全身を曝け出しているのだから、羞恥心は違うのかもしれない。
美容液に似た、ぬるりとしたものを嘉穂は掌に取り出した。
福智に聞いたというのだから、その手順まで教えられたのだろう。今度、どんな顔をして福智に会えばいいのかと戸惑いも襲ったが、頼りになるお兄さんの印象は強くなるばかりだ。
自分たちのことを蔑ろにされているのかと不満を持ったこともあったが、心の底では心配されていたと知る。だからこそ、教えられた、アレコレ。
冷たい液体が体の奥に繋がる場所に付けられて、ビクッと震える。
それに嘉穂も動きを止めた。
「いや?」
拒絶されているのかと思われるのは本意ではなくて、首を横に振った。嘉穂の好きにしていいと言ったのは自分だ。覚悟くらいできている、と一層、足を開いてみた。
液体に塗られた場所が、冷たかったはずなのにじんわりと温かくなっていく。嘉穂の指がきゅっきゅっとさすって、小さな入口をまさぐった。
「あっ」
どうしたって声が漏れてしまって、香春は怖さから逃れるためもあって、枕に顔を埋める。
汗ばんだ嘉穂が萎えかけた性器を舐めとった。
「いやだったらいやって言って…。香春に酷いことはしたくないんだ…」
ずっと堪えていたものがこぼれ出す。こうなることが怖かったから、嘉穂は香春を避け続けた。それが分かれば怖がることなんてしたくない。
怖いだなんて言えない…。
香春は首をプルプルと振る。
「いやなんかじゃないよ…。分かんなくて…。でも僕、嘉穂くんのものになりたい…」
勇気を出して口にした言葉は、しっかりと嘉穂の耳に届いている。
「香春…」
嘉穂のドクドクとした剛棒が太腿の上で蠢いた。
続いて「待てそうにない…」と呟かれた。
何のことだと香春は見つめ上げる。
強張った嘉穂の顔は見たことがなくて、何か失敗したのかと不安になった。しかし嘉穂は香春の頬に手を当てて、「我慢できない…」と、また言葉を重ねてきた。
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福智ぃぃぃっ。あんたって人は(義)弟に何を教えているのっっっっヽ(`Д´)ノ
保健体育の先生役もするのか…。
また兄(筑穂)は卒倒するよぉ。
穂波の時だって大変だったのにね…。→行ってみよう♪
おはようございます。
> 福ちゃんか…出張も計画的?とりあえず 続きいってみよう(^ .^)y-~~~
こうなると計画的っぽいですね(笑)
切羽詰まってくる嘉穂の心配をしてくれた義兄サンでしょうか。
悶々と耐えている姿に同情した福智かもしれません(←)
コメントありがとうございました。
> 福ちゃんか…出張も計画的?とりあえず 続きいってみよう(^ .^)y-~~~
こうなると計画的っぽいですね(笑)
切羽詰まってくる嘉穂の心配をしてくれた義兄サンでしょうか。
悶々と耐えている姿に同情した福智かもしれません(←)
コメントありがとうございました。
ちくちゃんはあわあわして教えてあげることなんてしないよね~f(^_^;)
ふくちゃんの保健体育講座は実践向きだから役立つね~♪
ふくちゃんの保健体育講座は実践向きだから役立つね~♪
さえちゃん、こんばんはわぁ
> ちくちゃんはあわあわして教えてあげることなんてしないよね~f(^_^;)
> ふくちゃんの保健体育講座は実践向きだから役立つね~♪
筑穂が教えることはないでしょう。コイツも知らないし。
福智も何、教えたんだか…。
もう、あとあと知って、家庭内、大変かも?!
実戦向きな保健体育授業…。どうなんだろう…。
ホント、リアルな教育しそうだよねぇぇぇ。
そして筑穂に怒られる。
コメントありがとうございました。
> ちくちゃんはあわあわして教えてあげることなんてしないよね~f(^_^;)
> ふくちゃんの保健体育講座は実践向きだから役立つね~♪
筑穂が教えることはないでしょう。コイツも知らないし。
福智も何、教えたんだか…。
もう、あとあと知って、家庭内、大変かも?!
実戦向きな保健体育授業…。どうなんだろう…。
ホント、リアルな教育しそうだよねぇぇぇ。
そして筑穂に怒られる。
コメントありがとうございました。
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