GWに入って、由利が里帰り(?)をした。
週末から翌週末までの大型連休にしたのは、もちろん、上司である雄和の計らいがあってからこそ。
いや、そうしないと、どんな嫌味を言われることか・・・という"兄"への配慮もあった。
双子は玄関先でいつものように抱擁を交わす。
「ユーリ、元気だった？」
「うん。由良は？」
抱き合って、キスしあって、見つめあって・・・
昨夜小一時間ほど電話で話をし、今日も出発前に連絡を取り合って、つい先ほど「もうすぐ着くからね」と報告を入れているような仲に、今更確かめ合うことか？ と思う背後の人は、いつものことに沈黙を貫く。
由利は玄関のカギを締めた雄和の手から、土産物が入った袋を預かって、由良に渡した。
由利「ドーナツ、買って来たんだ。あとバウムクーヘンとマカロンも。バウムクーヘンは行列ができて大変だったの」
由良「え？ユーリ、まさか並んだの？」
由利「ううん。雄和さんが買ってきてくれたよ」
由良「当然だよね(ﾁﾗﾘ)」
雄和「・・・(由利を並ばせた、なんて耳に入れたら半殺しにあうからな)・・・」
由良は受け取った紙袋の束を、やはり背後に控えていた萩生に手渡した。
「萩生、お茶淹れて。あ、ユーリは紅茶だよ」
「あ、由利の分は俺が淹れるし」(←紅茶にはこだわりがあるようで)
そして双子は手を繋いでリビングに向かっていった。
由良は家でもカフェラテを好む。
そのことを知っている萩生は手際よく用意を進めていた。
過去、この家に住んでいた由利用の備品も残っているため、雄和はそれらを引っ張り出した。
リビングでは懐かしさ(?)に、話に花を咲かせる双子がおり、キッチンではマスオさん状態の旦那が、小声で近況を語り合っていた。
萩生「このバウムクーヘン、何時間並んだの？」
雄和「二時間」
萩生「もしかして開店前から？」
雄和「開店時間に買えないと出発が遅くなるからって」
萩生「ユーリのことだから、無意識で言っているんだろうけどなぁ」
一日に何度も仕上がり時間があるが、それに合わせて、やはり人も並ぶというもの。
移動時間も考えたら、早くに出発したかった由利の気持ちを考えれば、結果的に『開店と同時に』となるわけだ。
萩生「味わって食うよ」
雄和「そうしてくれ」
そんな苦労を知ってか知らずか、「ちょっと、まだなの～？」という声がリビングから響いてきた。
由利「ねぇねぇ、由良。新しいショッピングモール、できたじゃない？」
由良「うん、テレビで見たよ。すっごい広いんだって？」
由利「そう。この前仕事の関係でちょっと行ったんだけど。一日で見て回るのは大変なくらい」
由良「ユーリはひとつひとつをちゃんと見るからだよ」
由利「でもね。テーマパークみたいなところもあって、おもしろいんだよ」
由良「あ、じゃあ、この連休中に一緒に行こうか」
由利「由良、うちに泊まればいいからね」
由良「ユーリ、ありがとう(ﾁｭｯ)」
なんのためにここまで来たのか、悩んだ雄和だったりする。
そしてやっぱり、思いつきのままに行動する双子に、何も返せなくなる萩生だった。
余計なことは考えず、とにかく、体力を温存するのが大事と脳裏をよぎる。
荷物持ち、順番待ち、連休中のショッピングモールなど、さぞや混雑が予想されることだろう。
翌日の昼(朝は双子はイチャコラしていたので)過ぎに、由利と雄和は、由良と萩生を連れて、来た道を戻っていくのだった。
※イラストの版権は此花様にありますので、お持ち帰りはご遠慮ください。
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ぼちってしてくれるとうれしいです。
週末から翌週末までの大型連休にしたのは、もちろん、上司である雄和の計らいがあってからこそ。
いや、そうしないと、どんな嫌味を言われることか・・・という"兄"への配慮もあった。
双子は玄関先でいつものように抱擁を交わす。
「ユーリ、元気だった？」
「うん。由良は？」
抱き合って、キスしあって、見つめあって・・・
昨夜小一時間ほど電話で話をし、今日も出発前に連絡を取り合って、つい先ほど「もうすぐ着くからね」と報告を入れているような仲に、今更確かめ合うことか？ と思う背後の人は、いつものことに沈黙を貫く。
由利は玄関のカギを締めた雄和の手から、土産物が入った袋を預かって、由良に渡した。
由利「ドーナツ、買って来たんだ。あとバウムクーヘンとマカロンも。バウムクーヘンは行列ができて大変だったの」
由良「え？ユーリ、まさか並んだの？」
由利「ううん。雄和さんが買ってきてくれたよ」
由良「当然だよね(ﾁﾗﾘ)」
雄和「・・・(由利を並ばせた、なんて耳に入れたら半殺しにあうからな)・・・」
由良は受け取った紙袋の束を、やはり背後に控えていた萩生に手渡した。
「萩生、お茶淹れて。あ、ユーリは紅茶だよ」
「あ、由利の分は俺が淹れるし」(←紅茶にはこだわりがあるようで)
そして双子は手を繋いでリビングに向かっていった。
由良は家でもカフェラテを好む。
そのことを知っている萩生は手際よく用意を進めていた。
過去、この家に住んでいた由利用の備品も残っているため、雄和はそれらを引っ張り出した。
リビングでは懐かしさ(?)に、話に花を咲かせる双子がおり、キッチンではマスオさん状態の旦那が、小声で近況を語り合っていた。
萩生「このバウムクーヘン、何時間並んだの？」
雄和「二時間」
萩生「もしかして開店前から？」
雄和「開店時間に買えないと出発が遅くなるからって」
萩生「ユーリのことだから、無意識で言っているんだろうけどなぁ」
一日に何度も仕上がり時間があるが、それに合わせて、やはり人も並ぶというもの。
移動時間も考えたら、早くに出発したかった由利の気持ちを考えれば、結果的に『開店と同時に』となるわけだ。
萩生「味わって食うよ」
雄和「そうしてくれ」
そんな苦労を知ってか知らずか、「ちょっと、まだなの～？」という声がリビングから響いてきた。
由利「ねぇねぇ、由良。新しいショッピングモール、できたじゃない？」
由良「うん、テレビで見たよ。すっごい広いんだって？」
由利「そう。この前仕事の関係でちょっと行ったんだけど。一日で見て回るのは大変なくらい」
由良「ユーリはひとつひとつをちゃんと見るからだよ」
由利「でもね。テーマパークみたいなところもあって、おもしろいんだよ」
由良「あ、じゃあ、この連休中に一緒に行こうか」
由利「由良、うちに泊まればいいからね」
由良「ユーリ、ありがとう(ﾁｭｯ)」
なんのためにここまで来たのか、悩んだ雄和だったりする。
そしてやっぱり、思いつきのままに行動する双子に、何も返せなくなる萩生だった。
余計なことは考えず、とにかく、体力を温存するのが大事と脳裏をよぎる。
荷物持ち、順番待ち、連休中のショッピングモールなど、さぞや混雑が予想されることだろう。
翌日の昼(朝は双子はイチャコラしていたので)過ぎに、由利と雄和は、由良と萩生を連れて、来た道を戻っていくのだった。
※イラストの版権は此花様にありますので、お持ち帰りはご遠慮ください。
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ぼちってしてくれるとうれしいです。
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きえちん おはようございます＝＝
本当にバカップルもどきにこの双子様はGWを楽しみそうですね～
ダンナ？達も荷物持ちで頑張れ～～
niはまたまた初 SUPER COMIK CITY へ行くぞっと踏ん張ってます
やー友人が慣れて お伴にいくのでう
本当にバカップルもどきにこの双子様はGWを楽しみそうですね～
ダンナ？達も荷物持ちで頑張れ～～
niはまたまた初 SUPER COMIK CITY へ行くぞっと踏ん張ってます
やー友人が慣れて お伴にいくのでう
せっかくの 大型連休なのに 萩生と雄和は それぞれの恋人たちと
ゆっくり まったり ２人だけの甘い時間を過ごせそうにないですね。
もう そろそろ 双子ちゃん離れをしても いいのにねー
ﾖｼﾖｼ( ,,´･ω･)ﾉ"(´っω･｀｡)ﾏﾀ…
今年も 何所へ行く予定の無い我が家では きっと グダグダと過ごすでしょうね、ダンナと息子は…
コチトラ 平日より 忙しいッテンダァーー！＼(＊｀∧´)／ ﾑｯｷｰ!!
ダンナが風邪を引いて ウンウンと 大袈裟なほどに呻き、クシャミをばら撒きながら ダウンしております。
アレ食べたい、コレ飲みたいと 食欲は しっかり有り 熱も それほど高く無いのに…
で、
私も どうやら移ったようで 何だか 一昨日から 怠くて すっきりしません。
皆さんも この天候不順で お体には気を付けて お過ごし下さいね。
あっそれから クシャミをする時は 手で しっかり ふさぐのを 忘れずに～
ﾊｯｸｼｮｲｯ!!(,,っ~Д~)っﾞ;｀;:ﾞ;｀;:ﾞ(;ﾟ;ё;ﾟ;｀) !!
ゆっくり まったり ２人だけの甘い時間を過ごせそうにないですね。
もう そろそろ 双子ちゃん離れをしても いいのにねー
ﾖｼﾖｼ( ,,´･ω･)ﾉ"(´っω･｀｡)ﾏﾀ…
今年も 何所へ行く予定の無い我が家では きっと グダグダと過ごすでしょうね、ダンナと息子は…
コチトラ 平日より 忙しいッテンダァーー！＼(＊｀∧´)／ ﾑｯｷｰ!!
ダンナが風邪を引いて ウンウンと 大袈裟なほどに呻き、クシャミをばら撒きながら ダウンしております。
アレ食べたい、コレ飲みたいと 食欲は しっかり有り 熱も それほど高く無いのに…
で、
私も どうやら移ったようで 何だか 一昨日から 怠くて すっきりしません。
皆さんも この天候不順で お体には気を付けて お過ごし下さいね。
あっそれから クシャミをする時は 手で しっかり ふさぐのを 忘れずに～
ﾊｯｸｼｮｲｯ!!(,,っ~Д~)っﾞ;｀;:ﾞ;｀;:ﾞ(;ﾟ;ё;ﾟ;｀) !!
そっか、あそこに行くのかあ。←勝手に想像
しかし。しかしですぞ？
ハギーはともかく、雄和までしっかり下僕になりさがっちゃってまあ。
どんなこっちゃ？
たまには、下僕達で遊びに行ったらどんなもんでしょうかねー。
双子ちゃん達はノビノビしてそうだけど。
旦那達はこれいかに(笑)
師匠、大丈夫？
ちゃんとお医者に行った方が良いよ。
ちーなんて、風邪かと思ったら違ったよ。
まあ、お医者が残念な時もあるけど。
おだいじにねー。
私は、GWは映画を観に行って掃除します。
怖い妹が帰ってくる・・・
しかし。しかしですぞ？
ハギーはともかく、雄和までしっかり下僕になりさがっちゃってまあ。
どんなこっちゃ？
たまには、下僕達で遊びに行ったらどんなもんでしょうかねー。
双子ちゃん達はノビノビしてそうだけど。
旦那達はこれいかに(笑)
師匠、大丈夫？
ちゃんとお医者に行った方が良いよ。
ちーなんて、風邪かと思ったら違ったよ。
まあ、お医者が残念な時もあるけど。
おだいじにねー。
私は、GWは映画を観に行って掃除します。
怖い妹が帰ってくる・・・
昨日はすごく寒かったようで・・・
雨が降っているのは見えましたが、母に「みぞれだった」と言われて、どんな山おくだ・・・と考えてしまいました。
気温の変化が激しいですね。
どうぞお体、お気をつけください。
病院にお寄りの際にはきえちんの御見舞いもお忘れなく(←ｺﾗｺﾗ笑)
双子ちゃんはいつまでたっても 離れませんね～。
それを容認している旦那も旦那ですけれど。
このCPにとっては、それらも『頼りにされている』と思えることなんでしょうかね。
旦那たちは旦那たちで、甘やかすことに生きがいを感じていたりしてね。
二人とも下僕になっちゃった・・・(笑)
でも、ほら、仲良しさんがいてくれて、話もあうし、旦那同士で楽しんでいるかもよ～。
みなさまコメントありがとうございました。
雨が降っているのは見えましたが、母に「みぞれだった」と言われて、どんな山おくだ・・・と考えてしまいました。
気温の変化が激しいですね。
どうぞお体、お気をつけください。
病院にお寄りの際にはきえちんの御見舞いもお忘れなく(←ｺﾗｺﾗ笑)
双子ちゃんはいつまでたっても 離れませんね～。
それを容認している旦那も旦那ですけれど。
このCPにとっては、それらも『頼りにされている』と思えることなんでしょうかね。
旦那たちは旦那たちで、甘やかすことに生きがいを感じていたりしてね。
二人とも下僕になっちゃった・・・(笑)
でも、ほら、仲良しさんがいてくれて、話もあうし、旦那同士で楽しんでいるかもよ～。
みなさまコメントありがとうございました。
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