R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。
『怒らせた責任を負う』意味が、こんなことだったとは予想もしていなかった。
圭吾は帰宅するなり、孝朗をバスルームの中に引きずり込んだ。
散々昂らされた上で最後の時をもらえず、部屋に連れていかれたのち、今度は調理用のタコ糸を取りだされた。
膨れ上がった性器の根元はもちろん、陰嚢の部分まで結えられ、バスルームでじっくりと解された後孔に圭吾を受け入れさせられた。
正常位での抜き差しのあと、圭吾の膝の上に座らせられる。
深く突き刺さる刺激に体は仰け反り、離れることを許さないように圭吾の太い腕に背を抱かれた。
執拗なまでに体内のしこりを切先で擦られ、更に、張り詰めた雄芯を掌でいじくりまわされる。
「あぅんっ、け、っけい…ごっ…っ」
吐き出せない苦しさを味わうのは初めてのことだった。
目尻に浮かぶ涙を舐めとられ、どこを触れられても感じてしまう体を嬲られる。
「い、ゃん…、だし、た…ぃ…」
「俺がイくまでだめ。今までタカのこと甘やかしまくってきたけど、もう、さすがに俺も限界です。この無防備な体、誰にでも触らせてんじゃねぇぞ」
圭吾に言わせるところの『お仕置き』だった。
圭吾に対しての無垢な反応は別として、人に対する警戒心の無さは許せないものに値する。
羽生に簡単にキスまでさせてしまったことは、圭吾を余計に煽る材料となっていた。
いつもだったら、孝朗の好きな時に吐精させてくれた。それを今日は許されない。それどころか孝朗が感じるようにわざと責められている。
「けい、ご…っ!!」
…辛い、辛すぎる…。
脳内はチカチカと光を帯び、全身から汗が噴き出していく。
硬くなった怒張は気持ちいいくらいに扱かれるのに、一番求めているものを与えられない。
こんなことを今後もされるのかと思うと、どう人に接したらいいのかと考え始める。
体に簡単に触れられるような行為が幾度もあったことを思い出し、なるべく警戒しようと心に決められた。
「ゆ、る…して…、けい、ごぉぉ…」
舌足らずな声が下半身からの水音に混じる。
ズンとまた狭道の中で圭吾自身が膨らみを持った。
「あぅっんっ!!」
「なぁ、タカ、それ、無意識で言ってんの?」
自分が何を発したのかももう分かりはしない。
果てたい…。それだけが今の孝朗を支配している。
性器は痛くなっていて、流れ出る先の汁で重なり合う体を汚していた。
「けいご…ぉ」
孝朗からしがみつく体に、まるで根負けしたように圭吾の手が、糸を解いた。
ふぅっと通ってくるものを中心で感じる。
「タカ、可愛過ぎ。だから余計心配…。つか、俺、本当にタカには弱いわ~」
どこか諦めたような口調でもあった。そして嬉しそうでもあった。
こんな姿を見せるのは圭吾だけである、と教えてやりたかった…。
今一緒にいられる。
この幸せをどうして噛みしめられなかったのだろう。
一時の気の迷いで、二人の人間を苦しめたこと、さらに自分を追い込んだこと。
反省するべき点が孝朗の中に渦巻いていく。
充分に待たされ、ようやく解放できるのだと知れて狂喜する。
下から突き上げられる激しさと、自ら動いてしまう腰の揺れに、圭吾も満足していたようだった。
重なった唇の先、「タカ…」と優しく呼ばれる声が孝朗の喉奥に注がれてくる。
この声をずっと聞いていたいと、心底願う。
自分が知る、優しい肌は、圭吾だけでいいとつくづく思う。
こんなにも大事に見守り扱ってくれる人は、きっといないだろう…。
「…圭吾…」
愛しい人の名を呼んだ。
『違い』を知った時、今とは同じ状況に戻ることはできないのだと、強く思う。
だからこそ、全てを晒して受け入れてくれる環境が有り難い。
賭け…かもしれない。
一つの提案に孝朗もようやく同意する決意ができた。
みんなに言おう。それがどんな結果を招くのかは分からないけれど、気を張り詰めていたこれまでとは変わるのだとは、漠然と知りえることができた。
にほんブログ村
ぽちっとしていただけると嬉しいです。
38← →40
『怒らせた責任を負う』意味が、こんなことだったとは予想もしていなかった。
圭吾は帰宅するなり、孝朗をバスルームの中に引きずり込んだ。
散々昂らされた上で最後の時をもらえず、部屋に連れていかれたのち、今度は調理用のタコ糸を取りだされた。
膨れ上がった性器の根元はもちろん、陰嚢の部分まで結えられ、バスルームでじっくりと解された後孔に圭吾を受け入れさせられた。
正常位での抜き差しのあと、圭吾の膝の上に座らせられる。
深く突き刺さる刺激に体は仰け反り、離れることを許さないように圭吾の太い腕に背を抱かれた。
執拗なまでに体内のしこりを切先で擦られ、更に、張り詰めた雄芯を掌でいじくりまわされる。
「あぅんっ、け、っけい…ごっ…っ」
吐き出せない苦しさを味わうのは初めてのことだった。
目尻に浮かぶ涙を舐めとられ、どこを触れられても感じてしまう体を嬲られる。
「い、ゃん…、だし、た…ぃ…」
「俺がイくまでだめ。今までタカのこと甘やかしまくってきたけど、もう、さすがに俺も限界です。この無防備な体、誰にでも触らせてんじゃねぇぞ」
圭吾に言わせるところの『お仕置き』だった。
圭吾に対しての無垢な反応は別として、人に対する警戒心の無さは許せないものに値する。
羽生に簡単にキスまでさせてしまったことは、圭吾を余計に煽る材料となっていた。
いつもだったら、孝朗の好きな時に吐精させてくれた。それを今日は許されない。それどころか孝朗が感じるようにわざと責められている。
「けい、ご…っ!!」
…辛い、辛すぎる…。
脳内はチカチカと光を帯び、全身から汗が噴き出していく。
硬くなった怒張は気持ちいいくらいに扱かれるのに、一番求めているものを与えられない。
こんなことを今後もされるのかと思うと、どう人に接したらいいのかと考え始める。
体に簡単に触れられるような行為が幾度もあったことを思い出し、なるべく警戒しようと心に決められた。
「ゆ、る…して…、けい、ごぉぉ…」
舌足らずな声が下半身からの水音に混じる。
ズンとまた狭道の中で圭吾自身が膨らみを持った。
「あぅっんっ!!」
「なぁ、タカ、それ、無意識で言ってんの?」
自分が何を発したのかももう分かりはしない。
果てたい…。それだけが今の孝朗を支配している。
性器は痛くなっていて、流れ出る先の汁で重なり合う体を汚していた。
「けいご…ぉ」
孝朗からしがみつく体に、まるで根負けしたように圭吾の手が、糸を解いた。
ふぅっと通ってくるものを中心で感じる。
「タカ、可愛過ぎ。だから余計心配…。つか、俺、本当にタカには弱いわ~」
どこか諦めたような口調でもあった。そして嬉しそうでもあった。
こんな姿を見せるのは圭吾だけである、と教えてやりたかった…。
今一緒にいられる。
この幸せをどうして噛みしめられなかったのだろう。
一時の気の迷いで、二人の人間を苦しめたこと、さらに自分を追い込んだこと。
反省するべき点が孝朗の中に渦巻いていく。
充分に待たされ、ようやく解放できるのだと知れて狂喜する。
下から突き上げられる激しさと、自ら動いてしまう腰の揺れに、圭吾も満足していたようだった。
重なった唇の先、「タカ…」と優しく呼ばれる声が孝朗の喉奥に注がれてくる。
この声をずっと聞いていたいと、心底願う。
自分が知る、優しい肌は、圭吾だけでいいとつくづく思う。
こんなにも大事に見守り扱ってくれる人は、きっといないだろう…。
「…圭吾…」
愛しい人の名を呼んだ。
『違い』を知った時、今とは同じ状況に戻ることはできないのだと、強く思う。
だからこそ、全てを晒して受け入れてくれる環境が有り難い。
賭け…かもしれない。
一つの提案に孝朗もようやく同意する決意ができた。
みんなに言おう。それがどんな結果を招くのかは分からないけれど、気を張り詰めていたこれまでとは変わるのだとは、漠然と知りえることができた。
にほんブログ村
ぽちっとしていただけると嬉しいです。
38← →40
タカちゃんは無自覚でハラハラしますね~。
でも、圭吾くんタコ糸はどうなのかしら~?
チャーシュー作るとき思い出しちゃうよ!
私だけかな?
でも、圭吾くんタコ糸はどうなのかしら~?
チャーシュー作るとき思い出しちゃうよ!
私だけかな?
タコ糸かぁ~
孝朗くんイイ感じに料理されて美味しく頂かれたんですね
それもじっくり時間をかけたお料理で
圭吾くんのお怒り&心配な気持よーく分かってくれたかな
これに懲りたら人のいい孝朗くんも、もっと警戒心と猜疑心もとうってことで、
この辺で許してくれないかな
孝朗くんイイ感じに料理されて美味しく頂かれたんですね
それもじっくり時間をかけたお料理で
圭吾くんのお怒り&心配な気持よーく分かってくれたかな
これに懲りたら人のいい孝朗くんも、もっと警戒心と猜疑心もとうってことで、
この辺で許してくれないかな
さえ様
おはようございます。
> タカちゃんは無自覚でハラハラしますね~。
> でも、圭吾くんタコ糸はどうなのかしら~?
> チャーシュー作るとき思い出しちゃうよ!
> 私だけかな?
とうとう圭吾はお仕置きすることにしました(笑)
でも結局甘やかしてる…。
思い出させるようなものを使用してすみませ~ん。
いや~、圭吾が出してくるものってこんなものかな~と思ってしまいました(爆)
コメントありがとうございました。
おはようございます。
> タカちゃんは無自覚でハラハラしますね~。
> でも、圭吾くんタコ糸はどうなのかしら~?
> チャーシュー作るとき思い出しちゃうよ!
> 私だけかな?
とうとう圭吾はお仕置きすることにしました(笑)
でも結局甘やかしてる…。
思い出させるようなものを使用してすみませ~ん。
いや~、圭吾が出してくるものってこんなものかな~と思ってしまいました(爆)
コメントありがとうございました。
甲斐様
おはようございます。
> タコ糸かぁ~
> 孝朗くんイイ感じに料理されて美味しく頂かれたんですね
> それもじっくり時間をかけたお料理で
> 圭吾くんのお怒り&心配な気持よーく分かってくれたかな
> これに懲りたら人のいい孝朗くんも、もっと警戒心と猜疑心もとうってことで、
> この辺で許してくれないかな
しっかり調理されましたね~。
はい、お料理上手な圭吾で…。
やっと、孝朗も圭吾がどんだけ心配しているのか理解したようです。
きっともう二度と味わいたくない辛さだったのでしょう。
そして見事に甘え上手に変身しちゃいましたね(笑)
この手を使って(孝朗にしてみたら無自覚ですが)ますます翻弄されていく圭吾かもしれません。
コメントありがとうございました。
おはようございます。
> タコ糸かぁ~
> 孝朗くんイイ感じに料理されて美味しく頂かれたんですね
> それもじっくり時間をかけたお料理で
> 圭吾くんのお怒り&心配な気持よーく分かってくれたかな
> これに懲りたら人のいい孝朗くんも、もっと警戒心と猜疑心もとうってことで、
> この辺で許してくれないかな
しっかり調理されましたね~。
はい、お料理上手な圭吾で…。
やっと、孝朗も圭吾がどんだけ心配しているのか理解したようです。
きっともう二度と味わいたくない辛さだったのでしょう。
そして見事に甘え上手に変身しちゃいましたね(笑)
この手を使って(孝朗にしてみたら無自覚ですが)ますます翻弄されていく圭吾かもしれません。
コメントありがとうございました。
| ホーム |