R18 性描写があります。閲覧にはご注意ください。
熱くて硬い、太い灼熱が野崎の熟れた場所に宛がわれると、待ち焦がれたように内壁が蠢いた。
挿れてもらえるのは何日ぶりだろう、何カ月ぶりだろう…。
脳内にあったはずの理性は失われかけている。
呑んでいれば良かった…。
また野崎はそう思った。
ほんの一滴でも口に含んでいたら、もっと自身を解放できたかもしれないと、燻った胸の内で思った。
両足を水谷の肩に担ぎあげられるように持ち上げられて、水谷の熱棒がゆっくりと差し込まれてきて、いたたまれなく野崎は息を止めた。
あまりの大きさと苦しさに全身が硬直した。
これが相手にとって好ましくない状況だとは理解していても、身体は思い通りにならない。
水谷は何一つ野崎を非難することはなかった。
「美琴…」
肌の上を嘗めていくような深いバリトンが鼓膜から脳髄までを犯していく。
呼ばれたくない名前のはずなのに、この時ばかりは、その名を美しいと思った。
幾度も口付けを送られ、身体の強張りを解すかのように、体中を掌が撫でる。
入口付近を内側から僅かな振動でなでる動きは、やがて焦らされているような感覚を生んだ。
性器を包む5本の指に神経を削がれ、意識が後ろから前へと向けば、その瞬間を見逃さなかった水谷の灼熱が一気に貫いてきた。
「ぁあぁぁぁっっっ…っっ!!」
尻の肉に水谷の足の付け根が当たった。
大きな肉塊は内壁のいたるところをこすりつけて奥まで進み、当然のように膨らみの上をすべっていった。
自分の腹の上を生温かいものが汚した。
「いれただけでイったのか…」
驚いたような感心したようなバリトンが響いてくる。
何を言われているのか一瞬意味が理解できず、とにかく酸素を吸い込みたかった。
動きを止めた水谷が、無意識に流れていた野崎の涙を手の甲で拭った。
「美琴、今は何もかも忘れろ。単純に今を愉しめばいい。とことんまで付き合ってやるから」
精悍な顔つきの中に優しさが見え隠れする。
ここしばらく燻っていた野崎自身を知っての上で、こんな行為に及んだのだと、頭は理解した。
水谷にとっては言葉などで慰めるよりも手っ取り早く野崎を『解放』できると踏んだのだろう。
全てが体内に収まり、潜り込んでいるのだと肌越しに知る。
「…っ!はぁ…はぁ…あぁ…っ…、っ…っはぁ…」
ようやく呼吸を再開したような野崎に、水谷が合わせるように腰を動かし始めた。
すでに2度も果ててしまったのだという現実は野崎にとって受け入れ難いものだった。
それを忘れさせるようなゆっくりとした、だけど確実に追い上げてくる抽挿。
プライドも社会的地位も脳裏から消し、ただ身体の求める快楽を貪り尽せばいい…と。
考えることを何一つ持たせない本能の赴くままに突き進む時間。
体内にみっしりと埋められた熱さに、焦がすような血が体中を巡り身体を燃え尽くすようだった。
抜き差しをされるたびに、内壁までが一緒に飛び出してしまうのではないかと思うくらい掴んで離さなかった。
狭い内側を抉られて、幾度も掠められる場所がある。
ピクピクと跳ね上がる野崎を視界に入れながらも、その視線は蔑んでいるわけでも見下しているわけでもない。
その態度が心なしか安堵を生む。
「だ…、あっ、だめっ、また出ちゃ…」
「幾度でもイけ」
水谷は何度も野崎の性器に指を絡ませた。
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熱くて硬い、太い灼熱が野崎の熟れた場所に宛がわれると、待ち焦がれたように内壁が蠢いた。
挿れてもらえるのは何日ぶりだろう、何カ月ぶりだろう…。
脳内にあったはずの理性は失われかけている。
呑んでいれば良かった…。
また野崎はそう思った。
ほんの一滴でも口に含んでいたら、もっと自身を解放できたかもしれないと、燻った胸の内で思った。
両足を水谷の肩に担ぎあげられるように持ち上げられて、水谷の熱棒がゆっくりと差し込まれてきて、いたたまれなく野崎は息を止めた。
あまりの大きさと苦しさに全身が硬直した。
これが相手にとって好ましくない状況だとは理解していても、身体は思い通りにならない。
水谷は何一つ野崎を非難することはなかった。
「美琴…」
肌の上を嘗めていくような深いバリトンが鼓膜から脳髄までを犯していく。
呼ばれたくない名前のはずなのに、この時ばかりは、その名を美しいと思った。
幾度も口付けを送られ、身体の強張りを解すかのように、体中を掌が撫でる。
入口付近を内側から僅かな振動でなでる動きは、やがて焦らされているような感覚を生んだ。
性器を包む5本の指に神経を削がれ、意識が後ろから前へと向けば、その瞬間を見逃さなかった水谷の灼熱が一気に貫いてきた。
「ぁあぁぁぁっっっ…っっ!!」
尻の肉に水谷の足の付け根が当たった。
大きな肉塊は内壁のいたるところをこすりつけて奥まで進み、当然のように膨らみの上をすべっていった。
自分の腹の上を生温かいものが汚した。
「いれただけでイったのか…」
驚いたような感心したようなバリトンが響いてくる。
何を言われているのか一瞬意味が理解できず、とにかく酸素を吸い込みたかった。
動きを止めた水谷が、無意識に流れていた野崎の涙を手の甲で拭った。
「美琴、今は何もかも忘れろ。単純に今を愉しめばいい。とことんまで付き合ってやるから」
精悍な顔つきの中に優しさが見え隠れする。
ここしばらく燻っていた野崎自身を知っての上で、こんな行為に及んだのだと、頭は理解した。
水谷にとっては言葉などで慰めるよりも手っ取り早く野崎を『解放』できると踏んだのだろう。
全てが体内に収まり、潜り込んでいるのだと肌越しに知る。
「…っ!はぁ…はぁ…あぁ…っ…、っ…っはぁ…」
ようやく呼吸を再開したような野崎に、水谷が合わせるように腰を動かし始めた。
すでに2度も果ててしまったのだという現実は野崎にとって受け入れ難いものだった。
それを忘れさせるようなゆっくりとした、だけど確実に追い上げてくる抽挿。
プライドも社会的地位も脳裏から消し、ただ身体の求める快楽を貪り尽せばいい…と。
考えることを何一つ持たせない本能の赴くままに突き進む時間。
体内にみっしりと埋められた熱さに、焦がすような血が体中を巡り身体を燃え尽くすようだった。
抜き差しをされるたびに、内壁までが一緒に飛び出してしまうのではないかと思うくらい掴んで離さなかった。
狭い内側を抉られて、幾度も掠められる場所がある。
ピクピクと跳ね上がる野崎を視界に入れながらも、その視線は蔑んでいるわけでも見下しているわけでもない。
その態度が心なしか安堵を生む。
「だ…、あっ、だめっ、また出ちゃ…」
「幾度でもイけ」
水谷は何度も野崎の性器に指を絡ませた。
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